■ 麺樹(そばじゅ) ■
「そば」
400円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★☆☆
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★☆☆
休日に歩いて安里の栄町市場方面まで足を伸ばし、そば屋を探していたところ、市場のアーケードの中に「むかしうちなーすばや」と暖簾に染め抜かれた店を発見して、がまんできずフラフラッと入ってみたのがこのお店。
客席のカウンターに座っていた2人の女性が世間話に花を咲かせていて、厨房にいる「おばー」とも話がつながっていて、しばし付け入る余地がなさそうな雰囲気だったのですが、「そば、やってますか?」と尋ねると、意外にも、カウンターでお茶を飲み飲み、アイスティーをすするおばーの話に付き合っていた女性が「何にしますか」と返答したのでした。
どうやら、このカウンターの女性(画像の後ろ姿)がオーナーらしく、しきりに厨房のおばーが「そばセット」ですかと尋ねているところに、「いや、そばだけさ!」と指図しているのでありました。
さてダシは、トンコツ+カツオに少し醤油ベースで、あっさりに見えていてなかなか味わい深い、沖縄で言うところの「味くーたー(味わい深い)」で、これはとってもいいです。
麺は平角麺ですが、もっともポピュラーなツルツル系とは少し違い、やや粘り腰も感じさせてくれるもの。ただ、三枚肉が二片とカマボコ一片だけで400円は、市場界隈の価格としてはあと50円ディスカウントを!・・という感じもしますね。
というわけで、ダシはとってもお薦め!ですが、総合では平均的水準ということで。
ちなみに、お店の屋号は「麺樹」と書いて「そばじゅ」と読むらしく、暖簾にそう染め抜かれているのが見えます。だからといって、麺はチリチリに縮れていませんでしたが。
所在地:那覇市安里・栄町市場
Translate
2007年9月22日土曜日
那覇市・麺樹(そばじゅ)・そば
投稿者
Village-Organizer
時刻:
23:25
0
コメント
ラベル: 那覇市安里・栄町市場
那覇市・真昼御麺・沖縄そば
■ 真昼御麺(まっぴらごめん) ■
「沖縄そば」
350円
価格の満足度 ★★★★★
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★☆☆☆☆
総合 ★★☆☆☆
「麺樹」を後にして、栄町市場北口から大道通りに出ると、もう一軒そば屋らしき幟が立っていたので、ついハシゴしてみたのがこのお店。その名は「まっぴらごめん」と読ませる「真昼御麺」という変わった屋号です。
店に入っても人の気配がなく(まあ、時間帯も午後1時半過ぎだったのですが)、大きな声で「お願いしま~す!」と呼んでみたら、ノソッと厨房から顔を出した熊さんのような、無口そうなオーナーに、ちょいと違和感を覚えてしまい、正面しか見ていなかったので、そこに貼られていた「沖縄そば」350円の文字につられて、安そうなので注文しました。なぜか「普通麺」と添書きしてあった意味を、もう少し深く考えればよかったのですが。
比較的新しいお店なのか店内はスッキリとした感じで、壁にはいくつかのメニューの解説が細かい字で書かれた貼り紙がしてあります。
注文をして冷水セルフサービスをコップに注いでテーブルに戻り、そのあとようやく店内を見廻したら、手打麺の「むかしそば」というのがあるじゃないですかっ!!
再び厨房に声をかけてもなかなか返事がなく、少し中に入ってさらに声をかけると、机に向かっていた女性(オーナーの熊さんの奥方サマのようです)がやっと返事をしてくれたので、今更無理だと思いつつ、「むかしそば」への変更をお願いしたら、時既に遅し。調理済みとのことで変更できませんでした。
さてさて、麺樹のダシがあまりに口に合い、その直後といってもいいタイミングでこのお店に入ったせいもあるのか、ダシに妙な甘さが強く感じられ、しかもコクがないお湯のようで味気なく、そのうえトッピングのワカメの潮臭さは、どうにもそばとは相性が悪過ぎます!
あっさり上品系のダシなのでしょうが、昆布と僅かにカツオの雰囲気は感じたものの、あまりに淡白。
それに反して(いい意味で)麺は平角麺でモチモチとしてコシもあり、なかなかのもの。自家製麺なのでしょうか。
ということで、せっかくの麺とダシのバランスが崩れてしまっているように感じられて、ダシはほとんど残してしまいました。但し、後日ネットで調べると、このダシを絶賛しているコメントがありましたが。
また、このお店に関してはさまざまなネット情報がヒットするのですが、それぞれの情報で紹介されているメニューが全く違っているという、ある意味では創作意欲が強いお店のようで、「コーヒーそば」とか「ココアそば」が、一時期あったらしいです。まあ、現在は沖縄そばの正道を歩みつつあるようですが。
所在地:那覇市字安里
2007年9月21日金曜日
那覇市・若松食堂・そば
■ 若松食堂 ■
「そば(500円)」
500円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★☆
しばらく前から気になっていたお店です。やっているのかやっていないのかわからない、お店の屋号の看板もない、ただガラス戸の貼り紙が一枚、「三枚肉そば 200円」(!)とあるだけ。その破格のお値段と店構えとから、「アサヒ食堂」と同じディープな世界を連想していたのでした。 いよいよ訪問日。何度も横を観察しながら通っていたのに気付かなかったのか、歩道上に立て看板があり、そこには「そば」「400円」「500円」の文字??
開け放たれた網戸の向こうで、おじーとおばーが二人でお茶を飲んでいる風。恐る恐る「そば、やってますか?」と尋ねると、ご夫妻もびっくりしたように、あわてて「はい、はい、いいですよ~」と、食器を片付け始めたのです。
で、「うちのそばが初めてで試してみたい人は、200円で少ない量にできますよ。」とのこと。ああ、200円はお試しコースだったのかと納得して普通の量でいいと告げると、400円と大盛りの500円ができるとのこと。一物三価じゃなくてそういうことだったのかと納得。
その日は400円を注文。で、そのうまかったこと!懐かしい家庭料理の味というのでしょうか、おばーの説明によれば、最近の若い人が作るそばは調味料を使うから、その味に慣れていると、うちのそばは口に合わないかも・・と、えらく謙虚です。しかしどっこい、厨房を見れば大きな三枚肉の塊をじっくり煮込んだらしきダシの鍋と、スライスした三枚肉を醤油と砂糖(恐らく黒糖)でよく煮込んだ平鍋が見えています。
で、おばーはおもむろに三位肉のダシを火にかけて沸かし、丼に入れてから、今度は味付け三枚肉のタレを丼に入れて調合。それから小皿に少量を取って、ていねいに味見をしているのです。これが本当のおばーの「てぃーあんだー」料理だな・・と感動のシーンでした。
「おとうさん、そば!」と声がかかると、大きなストッカーから冷凍?されていたらしき麺が取り出され、湯で戻したあと完成。その麺はモチモチ感たっぷりの縮れた太角麺。「うるくそば」や「我部祖河」でお目にかかれるような、一番好みのタイプですぅ(^^)
食べ始めて「ショウガ使いますか?」と聞かれたので、「いりません」と断ると、おじーが「お客さん、本当にそばが好きさぁ」。
尋ねれば、ご夫婦だけでこの地で50年以上続けているお店で、やはりというか意外にも、「我部祖河」に麺を仲卸ししているのだそうです。なるほど、それで我部祖河と同じ、私好みの麺だったのか~・・。
そこから、おじーとそば談義が始まって延々10分。ふと気がつくと麺の撮影を忘れていたことに気付いたのでした。しかし、この懐かしい絶品のダシと麺の調和がたまらず、「また来ます」と約束して、再度訪問して食べたのが、今回の500円の大盛りでした。
約束どおり再訪し、店に入る前に看板の撮影をしていると、もうおじーは気付いたらしく、にこにこしながら「はい、来たね」と出迎えてくれました。ただ店内の撮影をしたいと告げると、おばーは「写真取られるのは好きじゃないさ、悪いことする人いるからね」と不機嫌に。食べ歩きをしていると事情を話して何とか納得してもらいましたが、微妙にブレているのはおばーのプレッシャーのせいでしょう(^^;
おばーは、沖縄の人たちがのんびりしていて、大和の人たちに何でも取られてしまった歴史の話をしてくれました。深い歴史の中で沖縄が位置している立場の重さを、おばーの言葉の端々から感じました。おじーは「これは口が悪いから、叱ってやってくださいね。」とニコニコしながら弁明してくれました。
口が悪い人に本当の悪人はいませんよ、本当に悪い人は口がうまいから」とお返事しておきました。
おじーの定位置の机に置かれていた小型のポータブル白黒TVに気付いたのはその時。見紛うこともない、学生時代に下宿で使っていた5インチ画面、ロッドアンテナつき、回転式チューナーで、National製の深緑色のボディ。懐かしさがこみあげてきましたね~。側面には「78年製」のシールが。30年使っているのは凄いなぁ・・とまたTV談義。
帰りに店の屋号を確認すると、「ここは若松、若松食堂ですよ。」とのこと。出口でニコニコと「たくさん宣伝してくださいね」と言いながら見送ってくれました。
所在地:那覇市松山2丁目
2007年9月20日木曜日
石垣市・あむりた食堂・カレーそば
■ あむりた食堂 ■
「カレーそば」
700円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★☆☆
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★☆☆
石垣市の中心からは少し離れた場所、日航八重山ホテル前を東西方向に走る道を、ホテル前の交差点から300~400mほど西に行ったあたり、「古見鉄工所」の向かいにあります。
本来的にはカレーがウリのお店のようですが、メニューにはしっかり「なんこつソーキそば」750円があり、本日のおすすめには「石垣牛のハンバーグカリー」1400円、「やわらかタンドリーチキンよくばりプレート」900円、「豆腐ハンバーグカリー」780円、「グリーンカリー」単品700円、野菜入り900円と並んでいました。
八重山そばの製麺所である「金城製麺所」の車が、店を出る直前にちょうど麺を配達にやってきましたので、こちらの麺を使っているのは間違いないでしょう。八重山そば特有の丸麺です。
さて、カレーと麺の相性は・・・というと、カレーうどんほどではないとしても、結構それなりに合うんものです。ただカレーにこだわりのあるお店ゆえ、どうしてもカレー汁ならぬカレーの方の味のインパクトが強く、麺は何だか後からついてくる感じがしました。
但しこのカレー、単独でカレー汁として味わうと非常においしいので、ダシの満足度というよりカレーの満足度で★5つです。
トッピングは八重山そば系らしく、刻みバラ肉も入っていましたが、これまたカレーの具がいろいろ混じってとりとめのない状況になりかかっていました。やはり、「すば」は、カレーとちょっと相性がよろしくないようで。
こちらでは、純粋にカレーを味わうか、そばならそばに徹することをお薦めします。
「あむりた」の意味を訪ねようと思っていたのですが、カレーの汗を拭いているうち、つい失念(^^;してしまいました。もう一度来週、「なんこつソーキそば」に挑もうと画策しています。
所在地:石垣市石垣
2007年9月19日水曜日
那覇市・どらえもん 国際通り店・ソーキそば
■ どらえもん・国際通り店 ■
「ソーキそば」
700円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★☆☆
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★★☆
こちらは「なかや」よりも国際通りに近いというか、国際通りの角を曲がったところにあるビルの2階にあるお店ですが、ロケーションの観光地気分を感じさせない、大衆食堂的な雰囲気がとてもいいです。
店内のカウンター上に掛けられた暖簾には「宮古そばの名所」と染め抜かれており、元来は宮古そばをルーツにしているようなのですが、メニューを見る限り、500円の宮古そばは大変地味な扱いで、ひっそりとメニューの片隅に息づいている・・・そんな感じです。
ということで現在の看板メニューは、三枚肉・ソーキ・てびちが乗った「どらえもんそば」800円。
しかし、東京でもないのに昼食で800円は、さすがにひいてしまう・・・というわけで、700円のソーキそば。
麺は平らな角麺ですが、たぶんこれが亀濱製麺の麺だと思っている一番お目にかかる平角麺とは一線を画して、コシの強さにオリジナリティが感じられます。宮古そばの麺なのかは不明ですが、「古謝そば」の宮古そばともちょっと違っているような気がしました。
ダシはトンコツ+カツオに昆布が入っていそうですが、カツオの香りが最初に勝って漂ってくるのはいいですね。あっさりのようでいて、その実なかなか深い味わいのあるダシです。
ダシのコク、麺のコシ、よく煮込まれたソーキの味が高めのお値段をカバーして、総合は★4つ!
所在地:那覇市久茂地3丁目
2007年9月18日火曜日
那覇市・なかや・三枚肉そば
■ なかや ■
「三枚肉そば」
578円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★☆☆
ダシの満足度 ★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
国際通りから少し入ったところにあるお店ですが、そば食いローラー作戦を始めたばかりの頃、このあたりはよく歩いていたはずなのですが、そば屋さんがあるのをどうやら見落としていたようです。
ここのお店の壁には、沖縄そばの歴史年表が張られていて、今を遡ること100年以上前からの沖縄そばの歴史の概略を知ることができます。但し、オーナーの女将さんのお話によれば、書きたいことを全部書いたら店内の壁を2周くらいしてしまうはずだとのことで、ポイントだけが書き綴られているようです。(年表が高くて暗い位置にあるので、撮影がどうしてもうまくいきませんでした。)
さて三枚肉そば。ダシはトンコツがベースのあっさり系でしょうか。ややおとなしい感じはあるものの、まずまず上品なお味。麺はオーソドックスなツルツル系の平角麺で、可もなく不可もない無難なところです。トッピングの三枚肉は、国際通り近くでこのお値段としては、それなりのボリュームがあって満足できます。
紅生姜が、好みでトッピングする方式なのはうれしいですね。どうしても、紅生姜は苦手なので。
店内のカウンター横に大きな提灯がぶら下がっていて、これには「なか家」と表記してあるのですが、店の入口の突き出し看板は「なかや」。
モノレール安里駅近くの国際通り沿いに「なか家」という居酒屋があり、ここでもそばを出しているのを、きょう通りかかりに確認したのですが、店頭に立ててこあるメニューがこちらの「なかや」と同じ構成で、しかもこちらはお店の入口上にかつて別のお店の屋号が掲げられていた跡が確認できるので、支店なのでしょう。
所在地:那覇市久茂地3丁目