■ あけしの ■
「ソーキそば」
680円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★★☆
モノレール首里駅から守礼門方面へ向かう『龍潭通り』は、観光客が多いこともあって、沿道には沖縄そばを提供するお店が多く、このお店はずっと以前から訪問するつもりでいたのですが、日曜・祝祭日(それから第1月曜も)が休業のため、なかなか訪問できずにいて後回しにし続け、とうとうそのまま沖縄を離れてしまっていたのですが、ようやく今回、訪問を果たしました。
石嶺の『やまぐすく』から、以前訪問した『御殿山』の前を通って『儀保まんじゅう』経由で首里中学の横へ抜け、ゆっくり歩いて40分ほどの道のりですが、何しろ蒸し暑い!!気温は確実に30度を超え、湿度は70%以上あるでしょうか。汗がズボンの膝まで流れてきましたが、強い陽射しの下を何とか到着。 お店の場所は、龍潭通りに面した首里当蔵の交番と郵便局の裏にある駐車場?らしきスペースの入口付近で、一見すると民家のような感じの玄関に看板と垂れ幕が出ていたので引き戸を開け、目の前に現れた狭い玄関には下駄箱が置かれて、『これ、ほんとに民家じゃないですか~??』
上がり込んだのは座卓が2卓置かれた6畳ほどのリビング風の部屋。壁際にサイドボードが置かれ、その中はどこのお家にもありそうな泡盛や洋酒の飾り瓶と、家族用の食器。座卓横の窓際にはTVが置かれ、何やらSFアクション映画が大音量で放映中。いったんは窓際の壁に寄り掛かれそうな場所に陣取ったものの、そこはTVの真ん前であまりに音がやかましく(^^;、もう一卓のTVから一番離れた場所に移動すると…
「ひゃっ!」
え、床が濡れてる?!靴下を通して水がしみるほどの水溜まりがそこに。雨漏りする天気じゃあるまいに??見上げると、エアコンから水が滴っていたのでした。しょうがないので同じ座卓の反対側、TVに背を向ける場所に座りなおし。 おカミさん、水を運びながら、「すいませんね~、クーラーから水がこぼれて。」と弁明して冷房が入っていないことが判明。エアコンのドレン抜きの排水パイプが詰まっているらしく、運転を止めているとのこと。道理で汗は引かない湿気は多い。しょうがないので、メニューが書かれたうちわを本来の目的で使用させていただきました。
さてさて、三枚肉トッピングで三回続けてそばを食べ、ようやく胃の腑は落ち着いたこともあり、『ソーキそば』を注文しましたが、メニューの『沖縄そば』だけに書かれていた『じゅーしー付き』は、『ソーキそば』も右に同じだったようで、茶碗蒸しのお椀ほどの器でじゅーしーが付いてきました。毎度のグチながら、そば以外の炭水化物は付けずに値引きしてもらった方がうれしいんですけどねぇ…。
あけしのの『ソーキそば』、麺はやや丸みを帯びた平角麺で黄色が少し濃いタイプ、つなぎに卵でも使っているのかなと思ったのですが、食感にコシはあるものの、卵麺ならではの粘りはもう一歩。すると『鹹水』(かんすい)を使っているのかな? ダシはトンコツあっさり系から少しコクのあるタイプで、うまくまとまっています。店内に引っ込められていた外看板の『沖縄そば』には『首里で一番』と書き添えられているくらいで、ダシも自信作なのでしょう。首里で一番はちょっと無理があるかもなぁ…というのが私の印象ですけど(^^;
ソーキはよく煮込まれて柔らかく、肉の離れもよく、とってもいい味です。軟骨ではない本ソーキがこの大きさで2つ乗っているなら、お値段は健闘です。 食べ終えて暑くなり、うちわメニューに書かれた『お食事のお客様に、100円ぜんざい、かき氷あります』の文字に惹かれてぜんざいを追加すると、「すいません、昨日で氷が終わっちゃって、きょうからやってないんですよ。さっきのお客さんもぜんざい頼まれたんですけど、出せなくて。」とのこと。
「ありゃ、そりゃ残念。」と答えると、物欲しそうな表情に見えたんでしょうか(^^;、「氷なしでよかったら、ありますよ。」と、冷蔵庫から取り出したのはぜんざい用に作ってあった、沖縄らしいインゲンの練り餡。その餡だけ器に取って「サービスでいいですから。」と、デザートにしてくれました。氷がなくても冷えていておいしかったです。
ところで外の垂れ幕には『沖縄そば 一日限定30食』と書かれていて、小さなお店ならではの特色を出そうとしているようですが、座卓が置かれた部屋の奥にはカウンター風の席が造られ、営業時間は11時半~23時半ですから、夜は居酒屋モードで営業のようです。
支払いの段になるとおカミさん、さぞお好きなのでしょう、TVの前に立ちSFアクション映画の成り行きに見入っていましたし、奥の部屋にはギターや身の回り品が置かれていたりで、強く生活感が漂うアットホームなお店でした。
その雰囲気とぜんざいサービスにも敬意を表して、総合は★4つ。
所在地:那覇市首里当蔵町2丁目
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2008年11月8日土曜日
那覇市・あけしの・ソーキそば
投稿者
Village-Organizer
時刻:
12:14
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ラベル: 那覇市首里当蔵町2丁目
那覇市・やまぐすく・三枚肉そば(大)
■ やまぐすく ■
「三枚肉そば(大)」
550円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★☆☆
総合 ★★★☆☆
那覇市内のそばを毎日のように食べ歩いた昨年、アパートや職場から一番遠いエリアだった首里のさらに先、石嶺町周辺はなかなか足が伸ばせなかったので、今回は『那覇市内のお店は歩いて訪問』の大原則を片道だけ破って行きは交通機関を利用して訪問しました。
なにせ蒸し暑くてたまらない真夏のような陽射しですし、チェックアウトも済ませ、汗びっしょりになっても帰りの便に乗る前に着替えもできずシャワーも浴びられないので、できるだけ汗をかかないようにするしかありません。それにしても、ほんとにこれで11月なんだろうか…??と思う、本当に真夏並みの暑さと強烈な陽射しです。
地図によれば入り組んだ道の奥まったところにあり、探すのに苦労すると予想していたのですが、意外にも石嶺小学校と『首里厚生園』という福祉施設がいい目印になり、順調に到着できました。その『首里厚生園』、何と巨大な建物なんでしょう。隣接する総合福祉センターともども県立ですが、建設と維持管理にどれほどの県予算と補助金(税金)がつぎ込まれるかを想像しただけで、腹立たしくなるくらい巨大な施設です。 おっと、そういうことではなくて…(^^;…そばでした。アパートの1階にあるお店は11時開店なので、11時ちょうどくらいに前を通りかかるとまだ暖簾が出ていません。まさか本日定休日?と思いつつ、お店の横に回ると換気扇の排気口からファンの回る音が聞こえ、お店の中に人影も動いているようなので、もう少し待つことにしてしばらく周囲を散歩し、11時を5分ほど過ぎたところで再びお店に行くと、ちょうどおカミさんが暖簾を出しているところでした。
「もうやってますか」と尋ねると、何となく気乗りしなさそうに「…どうぞ」との返事でしたが、まあ、いいと言われた以上はあまり気にせず、ひたすら目標に向かうだけ。店に入るとカウンター5席、座卓3卓にテーブル3卓、もちろん本日第一号の客でどの席を選んでもよさそうなので、4人がけのテーブルを一人で占領しました。 厨房から注文を取りに出てきた旦那は、比較的愛想が良さそうなのでホッとしつつ、注文はまたも『三枚肉そば』。那覇市内にあって『沖縄そば』でなく、あえて『三枚肉そば』を名乗るからにはそれなりのワケがあろう…という期待もありますが、本土ではなかなか食べられない三枚肉への執着は、今回ツアーで3食目のそばにしてもまだ満たされず、というわけです。
横の壁に新聞の切り抜きが貼られているのに気づいて読んでみると、『やまぐすく』の紹介記事で、どうやらダシに自信ありらしく、『ダシが多いのはスープとして味わって欲しいから』というようなオーナーのコメントが書かれています。しかし読み進めると、カツオでとったダシに『中華用の調味料を加える』と、私の感覚では歓迎すべからざることが書かれているじゃないですか~(;_;)いや~ん、中華料理用の調味料なんて嫌いだぁ~(;_;)
もちろん、本日第一号注文のそばはすぐに登場。『わっ、まかいが大きい』と思ったのは、たっぷりとダシが注がれているからでした。新聞の切り抜き記事のとおりです。それをすすってみると、確からカツオのあっさり薄味系ですが、僅かに調味料のベタッとした感じが混じります。前日の『風庵』のダシがとっても素敵だっただけに、いつも以上に気になるのでした。 麺は標準的な平角麺で、コシはしっかりしています。このタイプの麺としてはまずまずでしょう。やや小さく硬めの三枚肉は3片ですが、薄味のダシに対して味が濃過ぎて味が浮いてしまうように感じます。それから、自信のダシが多いのはいいとしても、熱い麺類の一般論として麺に対するダシやスープの量には、適量というものがあるように思います。過ぎたるは及ばざるが如し、汁気が多過ぎると何だか間延びして見え、視覚的なおいしさが損なわれるのでは。
また、この汁気が多いところに刻み青ネギがバラけて浮き、三枚肉もてんでバラバラに浮いている姿も、あまり美しくありません。視覚も食の大切な要素ということを考えると、総合★1つのマイナス。本来なら★4つのレベルだと思いますので、盛り付け方に少し工夫が欲しいものですね。
うれしかったのは、フーチバーを好きなだけトッピングできること。本土の沖縄そばでは、フーチバーにはまずお目にかかれないので、ここぞとばかりにドッサリ盛り、ほろ苦く青い味をこころゆくまで堪能させていただきました。
ところで、そばを食べ始めるや次々にお客さんが訪れて混雑し始めましたので、人気店なのでしょう。営業時間は11時から18時ですが、売り切れ次第閉店とのこと。定休日は第1・第3の木曜だそうです。
所在地:那覇市首里石嶺町4丁目
投稿者
Village-Organizer
時刻:
11:11
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ラベル: 那覇市首里石嶺町4丁目
2008年11月7日金曜日
島尻郡八重瀬町・風庵・沖縄そば(中)
■ 風庵 ■
「沖縄そば(中)」
600円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★★
NAHAマラソンのコースになっている、那覇から南部方面への国道507号線の途中、旧・東風平町にあるお店です。古い民家を店舗として使っていると聞いたので、いつか訪問したいと思いつつも足は中・北部方面ばかりに伸び、南部方面は後回しになって、今回やっと訪問することができました。 場所は国道から少し入った場所にありますが、それほどわかりにくくはなく、すんなりと到着。古い民家を利用したお店はこれまでにも何軒か訪問しました。基本的にはよく似た構造や間取りですが、生活感の深さというかオーナーの感覚がお店ごとに微妙に違うようで、それが訪れる楽しみでもあります。
こちら『風庵』は、ついこの間まで本当に民家だったんだよ~、という感じがする縁側や室内の雰囲気。落ち着きを感じさせてくれます。配電盤と天井には裸線が赤白一本ずつ並行に碍子つきで張り巡らされ、レトロを感じさせてくれるのですが、これは演出でしょう。かつて1950~60年代の裸線の被覆に、こんな色がついていた記憶はありませんから。
時間帯は午後2時過ぎで、他のお客さんは誰もいません。静まりかえった店内には厨房で調理する音が静かに響きます。のんびりとした時間を過ごすにはいい雰囲気です。廊下に下がった飾りのれんの向こうには、カウンター席のようなイスが見えていますが、混雑した時に使っているのでしょうか。そのスペースとの仕切りがわりに、なぜか坂本竜馬の写真が立っています。オーナーの好みなのでしょうか。
お昼はこちらをメインにしたいと思って出かけたにもかわらず、途中フラリと『くるくま』のカレー&奥武島の天ぷらに浮気して、そばが収まる腹のスペースが縮小してしまったので(^^;、大サイズではなく中(普通)サイズの沖縄そばを注文しました。
さてさて、登場した『沖縄そば』には見事な大きさと厚みの三枚肉がドンっ!と乗り、香り付けの削り節も添えられています。これはなかなかのインパクト。麺はやや肉厚の平角麺で最初は丸麺かと思いました。粘りと弾力のバランスがいい食感で、これはいいです。ただ、中サイズで普通盛りかといえば沖縄のそば屋さんにしてはやや少なめで、本土の沖縄そば普通サイズと同じくらいという感じです。 ダシはクセもなくあっさりとして透明感があり、無化調を謳い文句にしているお店と同じタイプ。きっとカツオで丁寧にダシをとっているのでしょう。そこにトッピングの削り節がさらにアクセントをつけてくれます。しかして味はコクがあり、切れも抜群。ダシは文句なし満点。柔らかく煮込まれた三枚肉は、薄味ですが豚肉の持ち味がしっかり出て、あっさりダシと麺によく調和します。
お値段対分量では、もう一歩頑張って感じもありますが、この充実した味と手間を考えれば総合は満点★5つ。お勧めの味です。
ちなみに『風庵』では『パンプキンぜんざい』といって、普通のぜんざい(もちろん沖縄風の冷たいやつ)に、カボチャクリーム?をトッピングした一品があり、これがデザートにぴったりですが、今回はパスしました。いつか食べてみたいものです。
営業時間は11時半から17時まで、毎週火曜日が定休日とのことです。
所在地:島尻郡八重瀬町友寄
2008年11月6日木曜日
国頭郡本部町・かじまやー・三枚肉そば(大)
■ かじまやー ■
「三枚肉そば(大)」
600円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★☆☆
総合 ★★★★☆
6月以来の沖縄訪問は、事前の週間予報では曇空になるとのことでしたが、足を運べば11月だというのに真夏並みの暑さと湿気で、那覇で11月の気温としては観測史上最高という31度を記録したこの日は、北部方面に遠征しました。
目的地は、最近ぞっこん惚れ込んでいる今帰仁村の日常風景だったのですが、途中、本部町の海岸沿いの国道449号線(本部循環線)を走っていると、地元タクシーが駐車場に止まっているそば屋さんを発見したのです。
この449号線、瀬底大橋への分岐から少し北に行ったあたりで旧道と分かれ、旧道は山沿いに『きしもと食堂』がある渡久地の方に行くのですが、海岸沿いの埋立地のようなエリアを通過する新道沿いには、そば屋さんが数軒並んでいるのです。以前から、いつかどこかの店を訪問しようと狙いつついつも素通りしていたエリアなんですが、今回いよいよ訪問することに。 そして見つけたのがこの『かじまやー』。そば専門で地元タクシー御用達ならきっとおいしいだろうと思い、今帰仁からの帰り道に立ち寄りました。店構えや店内の様子ではそれほど古くからあるお店ではないようで、窓際のカウンター席とテーブル5卓、比較的キャパは多い方です。
午後1時を過ぎていましたが、お客さんはそれほど多くありません。と言っても平日ですし、もともと海岸沿いのこの道路は人通りも少なく、美ら海水族館への車が往き来する時間帯でもないので、のんびりした雰囲気が漂います。ああ、それにしても久しぶりの沖縄のそば屋さん、『帰って来たぞぉぉぉっ!!』と叫びたくなるくらい、うれしいですね。 注文は、どうしたって『三枚肉』そば。内地では皮付きのバラ肉(=三枚肉)を食べられる機会はそう滅多にあるものではないのですが、その皮がとてもおいしいのになぜ食べないのでしょう、もったいない。
注文から数分後に来ました~(^^)。北部のそばらしく昆布が載っていますが、麺は平麺と平角麺の中間くらい。しっかりとしたコシはありますが、あと少しだけモチッとした粘りが欲しいかな…。久しぶりの沖縄のそばに気持ちは大満足なのですが。でも麺は好みのタイプに近いです。 ダシはカツオと昆布がベースでしょうか、濃厚な感じがします。少々調味料的な混じりが残るような気もしますが、昆布かコンブのエキス調味料かの判別はなかなか難しいところ。熱々のダシは『山原食堂』的なタイプを目指しているのかな??という感じでした。麺との相性はいいようです。
トッピングの三枚肉はやや硬めながらも、なかなかのお味。大きさや厚さもそこそこのボリューム感があります。ほんとに久しぶりの三枚肉には、喉を鳴らしながら食して総合は★4つ。お値段600円でこれならうれしいです。
所在地:国頭郡本部町大浜