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2016年1月14日木曜日

那覇市・そばよし・軟骨ソーキそば

そばよし なんこつソーキそば ■ そばよし ■

 「軟骨ソーキそば」
 650円

 価格の満足度:★★★★☆
 麺の満足度 :★★★☆☆
 ダシの満足度:★★★☆☆
 総合    :★★★☆☆

 久米大通りの福州園前を過ぎ、若狭大通を右に曲がったところにある雑居ビル1階に、以前は『そば家』という夜だけ営業のそば屋があったのですが、同じスペースに『そばよし』という新しい看板が出ているのを見つけて、立ち寄りました。店構えも雰囲気も『そば家』の記憶とほとんど変わらず、看板と暖簾だけが変わっている感じでした。

そばよし けんばいき 店内ももちろん変わらず、狭いスペースにカウンター6席だけでした。右手に券売機があったので、メニューがわりにそのボタンの表示で選びます。それぞれに小と大のサイズがありますが、大サイズでもお手頃価格の『軟骨ソーキそば』のボタンを押しました。面白いのは、券売機下方の目立たないところに「従業員へチップ」という100円の押しボタンがあること。ジョークなのか、ほんとに100円かかるのか、押してみると面白かったかも・・・

 軟骨ソーキそばのチケットを厨房の女性に渡した後、「このお店、前はそば家って名前のお店でしたよね」と尋ねると、「さあ、よく知らないんですけど、オーナーが変わって、前は別の店だったらしいです」とのこと。訪問したのはもう8年前ですから、知らなくて当然かもしれません。

そばよし かべにはられた メニュー さて、麺は宮古風の細麺と強力粉を使った中太麺、長命草が入った生麺の三種から選べるそうですが、この日は生麺がないとのことで、細麺苦手の私にとっては中太麺は当然の選択になりました。お店の外には、かの亀浜製麺の幟が立っていましたから、三種とも亀浜の麺なのでしょう。人気があるそうですが、私はモソモソした感じがつきまとう亀浜の麺より、ツルリとした照喜名の麺がずっと好きです。



そばよし おみせの なか すぐにカウンター越しに手渡された『軟骨ソーキそば』、お値段の割りには軟骨ソーキ3片とカマボコが乗って、いい感じです。まずダシから一口いただきます。調味料系の味はしないのですが、やや味が濃く醤油の感じが勝っている印象で、ちよっと主張が強い感じです。で、麺は平角のストレート系の亀浜麺。白っぽくストレートでモソモソ感がある麺といえば、熊本ラーメンの一番オーソドックスなタイプの麺もそんな感じで、キャラクタが似ています。食べ終えるあたりになると、少々麺のコシが抜けてフニャ感が出てきました。

そばよし おみせの がいかん 軟骨ソーキもやや味が強め。若い人たちの味覚が基準になっているのでしょうね、時代は既に。でも調理はしっかりされていて軟骨はかなり柔らかく、コリコリ骨ばる感じがなく、おいしくいただきました。全体としては平均的な水準でしょうか。お値段はオトク感がある、軟骨ソーキそばでした。

所在地:那覇市松山1丁目34−3 カクテルプラザビル1F
定休日:日曜
営業時間:11:00~翌5:00
電話:070-6595-3388

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