「ニシムイそば(大)」
800円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★★
そば探訪ツアー最終日の午前中は、首里・西のアザナからの眺望を堪能したあと、宝口樋川を訪れるのを定番コースにしていますが、わが“聖地巡礼”を終えければお昼時、そろそろ那覇中心部へ戻るべく、モノレール伸延工事の進捗を確かめたあと、首里駅から古島駅まで、ジェットコースターのような感覚を楽しみ、おもろまち駅に向かっている途中の沿線風景を見ていると、古島駅の西側にあったはずの、老朽化した巨大な市営住宅は跡形もなく取り壊され、跡地らしきところにできた建物に『ニシムイそば』の看板を発見!
階段を上がって入り口を開くと、元気な「いらっしゃいませ」の声。すぐ目の前には券売機が据えられているので、写真入りで券売機上に置かれたメニューを確認すると、そばはソーキ&シブイ(=冬瓜)トッピングの「ニシムイそば」と、三枚肉&ヒラヤーチーをトッピングした「古島そば」の二種類のみ。シブイはまだしも、ヒラヤーチーのトッピングは珍しく、メニューでは初めて目にしました。
お店の中は現代風のクールな印象に統一されています。お店の名刺には、ルーツが首里儀保町の「ニシムイ美術村」で、その後八重瀬町で美術工芸品と沖縄そばの取り合わせという変わった業態のお店を始めたと記載されていました。八重瀬のお店は2017年2月に閉店し、古島にそば家専業として移転オープンしたのは、2017年7月だそうですが、なるほど、店内にはいろいろな美術工芸品が飾られており、クールな内装にありがちな冷たさを和らげ、落ち着いた雰囲気を作り出しています。
麺は縮れの強い平角麺で、生麺なのでしょうか、強い粘りとモチモチ感があって、これまた“スバらしい”麺。しっかり噛んで味わうことができ、食べているうちにコシがヘタッてくることもありません。麺も満点の★5つ。ソーキは2個、本ソーキよりは少し軟骨ソーキに寄った部位と言った方がいいかもしれません。それから「ニシムイそば」には、小盛りながらぜんざいが付きます。
所在地:那覇市銘苅1丁目19-2 アクロスプラザ古島駅前B棟2階
定休日:無休
営業時間:平日11:00~21:00
電話:080-6498-2461
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