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2007年4月17日火曜日

【閉店】沖縄そば博物館・新11番・シーサー・いなむどぅちそば

■ 券売機ボタン新11番 ■
  シーサー
 「いなむどぅちそば」
  650円

 価格の満足度 ★★★☆☆
 ダシの満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★★☆
 総合     ★★★☆☆

 「いなむどぅち」=「いな・むどぅち」=「猪もどき」という意味らしいのですが、猪肉に見立てたコンニャクが入っている味噌仕立ての煮込み料理が「いなむどぅち」。

 その味噌煮込みと沖縄そばのコラボレーションは、沖縄そば博物館内の他店に限らず、これまで見たことはありません。この他にも3月からの「シーサー」の新メニューには、沖縄野菜や伊江島の島ラッキョウがトッピングに起用されています。新しい沖縄そばの世界を開こうと挑む姿勢と斬新な発想には、全面的に敬意を表しましょう。

 さて、味噌仕立てのダシは味噌汁のように淡白ではなく、さりとて味噌煮込みうどんのようにコテコテでもなく、見た目には斬新な組み合わせの割に平凡を思わせるのですが、いや、なかなか奥深い味でして、つい飲み干しそうになりつつ濃い目の塩分を遠慮して、少し残しました。

 麺はいつものとおりシコシコ感が感じられて、★4つ(^^)。

 トッピングは、猪肉に見立てた白コンニャクの短冊薄切りと、卵焼き・シイタケ・三枚肉を刻んだものに、「シーサー」にはつきもののシーサー・カマボコ。

 「シーサー」のメニューでいつも思うのは、見た目の華も必要ではないかということなんですが、それは「島野菜」「島ラッキョウ」にも共通すること。ポリシーがあるのだろうとは思いますが、昨日の「大学食堂」のように山盛りの水菜とか、「うるくそば」「歓会門」のようなボリュウム感とか、工夫の仕方によってはもっとインパクトがあるはずなんですが、地味です。

 そのことが価格の満足度を下げてしまったり、総合で★一つ損したりになっているような気がしてなりません。

 これで新旧メニューはすべて完全制覇(「うるくそば」の掟破り「1500円伊勢海老」そばは、パス!)になるので、来週からは沖縄そば博物館を離れ、職場から半径1キロ以内のそば屋探訪を始める予定にしています。

 で、その範囲内に「シーサー」の本店も入りそうですので、足を運んで、「そば博物館」支店とはメニュー状況が違うのか確かめてみようと思っています。

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