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2007年4月24日火曜日

【閉店】那覇市・大東そば 沖映通り店・ソーキそば

■ 大東そば・沖映通り店 ■
 「ソーキそば」
  700円

 価格の満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★★★
 ダシの満足度 ★★★★★
 総合     ★★★★☆

 2004年の秋だったかな~、国際通りから100メートルほど西の「ニュー・パラダイス通り」にある那覇の本店が、某民放TV局で全国の麺店ナンバーワンに選ばれた直後から、常時20~30人ほどの行列が出来ていたのは。

 沖縄そば博物館通いの道すがら、時々その那覇の本店の横を歩いたのですが、ドアガラス越しに往時の栄光をしのばせる、タレントさんたちの色紙が壁面に貼られていながら店はガラ~ンとして、お昼どきでも数名が静かに「すば」をすすっていた・・と思っていたら、沖映通りの「そば博物館」へ向かう路地とは、通りを隔てて向かい側で少しむつみ橋寄りのところに、いつのまにか支店ができていることに気づきました。

 そこは「ホテル・シーサーカン」なのですが、地下一階にテナントとして入っているようで、ホテルの外にも幟と突き出し看板が掲げられていました。

 さて、お味。前回の「我楽そば」とは対極?の、本当に沖縄の風土を感じさせてくれる、太くてモチモチッとした麺に、柔らかく煮込まれたソーキが3片!それからテンプラカマボコが2切れと、刻み青ネギのトッピングも素朴で、しかも麺を負かすような個性を放つのでもなし、実によく調和してダシも穏やかな味わいです。

 強いていえば、お値段はやや高め。「うるくそば」や「我部祖河食堂」のような、コストパフォーマンスの感動は薄めです。

 それから店員さんの数不足ゆえ、厨房でできあがったそばが厨房のカウンターに置かれて「お願いします」と声がかかっているのに、ホール担当は他のお客さんにかかりっきりで、手を伸ばせば届きそうなところに置かれた「まかい」(そばの丼)が、空しく放置されたまま一分以上が経過するという、麺類を扱うお店では『あってはならないこと』があったことが、総合☆一つの理由です。

 しかし、確かにうまいし、飽きがこない味のダシは、すべて飲み干しました。あと、水のコップがとても大きいのが印象的です。

 追記:大東そばの公式サイトによれば、2007/5/31で閉店したとのことです。

所在地:那覇市牧志1丁目

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