■ とぅんち小 ■
「軟骨ソーキそば」
580円
価格の満足度 ★★☆☆☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★☆☆
いつも通勤で歩いている通称「小禄バイパス」=国道331号線は、那覇空港から市内へ向かう幹線道路ですが、この道路に面して巨大なコンクリートのガジュマルの樹の上に載っている、「アジア食堂」をご存知の方は多いと思います。いやでも目につく強烈なインパクトのある建物ですから。
で、その「アジア食堂」の下にあるのが、この「とぅんち小」。発音は「とぅんちぐわー」です。名詞の語尾に「小」が ついて一回り小さな状態を表すというヨーロッパ系の言葉にある「縮小詞」が、うちなーの言葉にはちゃんとありまして、「小(ぐわ or ぐわー)」がこれなんです。大和言葉にはありましたっけ?九州方言には、それらしいものが残っていたような気がしますが。
そういえば、「鶴小:ちるぐわー」といえそば屋さんも以前レポートしました。ちなみに「ちらがー」は豚の「面の皮」でして、「がー」と「ぐわー」が違うんですけれど。
「とぅんち」の方は「殿内」と書くようで(『殿中でござる』?)御殿のような建物のことらしいです。小さな御殿、プチ御殿ですか(^^;
前置きが長くなりましたが、ここのダシはトンコツとカツオがはっきり自らの意志で選択できます。で、トンコツを頼んでみましたが、思いがけないほど、もしやカツオと間違えられたんじゃ・・と思うほどアッサリ系で、これまでのそば屋さんであまり経験したこと薄味です。もしや「我楽そば」といい勝負かも。いい味です。ただ塩気がもっと欲しい・・と感じる方の方が多いかも。
麺もなかなか。しっかりコシがあっていいです。
ただ、軟骨ソーキがちょっとお値段の割には少な目・薄めか。とはいえダシが薄味ゆえに軟骨ソーキも薄味に仕上げられていて、ダシや麺との相性はよく考慮されているようです。軟骨部分も問題なく食べられる柔らかさでしたが、トロトロというほどにはなっていません。
580円というお値段が微妙なところ。550円だったら価格で★一つupは間違いなし。500円なら★4つでしょうか。
でも、国際通り価格に比べれば安いと思いますが。
所在地:那覇市奥武山町
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2007年8月9日木曜日
那覇市・とぅんち小・軟骨ソーキそば
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