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2007年8月11日土曜日

那覇市・うるかそば・軟骨そば

うるかそば・軟骨そば■ うるかそば ■
 「軟骨そば」
  580円

 価格の満足度 ★★★☆☆
 麺の満足度  ★★★☆☆
 ダシの満足度 ★★★★★
 総合     ★★★★☆

 那覇西高校のテニスコートと道路を隔てて向かいにあるそば屋さんで、メニューに「学生そば」というのがあることからもわかるとおり、那覇西高校の生徒さんたちが出入りしていることがわかります。そういえば、那覇高校前の「まるやま」には『学生』を冠したメニューはなかったような。

うるかそば・店内 まずダシがトンコツ系の薄味でとてもいい味です。つい、飲み干しました。麺は平麺系で縮れていないポピュラーなもの。ダシがもともと薄味なところに、縮れのない麺ゆえにいわゆる「ダシが絡む」がないため、少し塩気を物足りなく感じる向きもあるかもしれませんが、この上品なダシの味こそ「あじくーたー」と呼ぶにふさわしいと感じました。

 麺はコシがあるもののもう少しモチモチ感が欲しいな~・・・というところ。でも★4つでもいいのかも。

 トッピングの軟骨ソーキは、軟骨部分がトロトロではなく硬めで、食べようと思えば食べられないこともない・・・のですが、軟骨を出す小皿がついているので、食べないのが普通なのでしょう。コリコリと全部食べちゃいましたが(^^;。肉の部分も薄味のダシに合わせて薄い味付けです。時として砂糖の甘さがやたら気になる軟骨ソーキにお目にかかることがあるんですが、ここ「うるかそば」のは気になりません。いい味です。

うるかそば・外観 ところで「うるか」とは漢字で「砂川」と書きまして、オーナーの砂川さんのルーツがある宮古島の旧・城辺町(ぐすくべちょう)にある砂川(うるか)集落の読みから来ています。比較的近くには「沖縄そば博物館」にも店を出している「うるくそば」という店があるんですが、こちらは店がある「小禄」地区(旧・小禄村)の読み「おろく→うるく」から来ていまして、「うるか」とは全く違います。

 首里・那覇の言葉では、母音の「え」行→「い」行、「お」行→「う」行に聞こえる変化をしている場合が多いのです。

所在地:那覇市金城(かなぐすく)3丁目
P.S. ああ、地名の読みは難しい・・

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