■ 真昼御麺(まっぴらごめん) ■
「沖縄そば」
350円
価格の満足度 ★★★★★
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★☆☆☆☆
総合 ★★☆☆☆
「麺樹」を後にして、栄町市場北口から大道通りに出ると、もう一軒そば屋らしき幟が立っていたので、ついハシゴしてみたのがこのお店。その名は「まっぴらごめん」と読ませる「真昼御麺」という変わった屋号です。
店に入っても人の気配がなく(まあ、時間帯も午後1時半過ぎだったのですが)、大きな声で「お願いしま~す!」と呼んでみたら、ノソッと厨房から顔を出した熊さんのような、無口そうなオーナーに、ちょいと違和感を覚えてしまい、正面しか見ていなかったので、そこに貼られていた「沖縄そば」350円の文字につられて、安そうなので注文しました。なぜか「普通麺」と添書きしてあった意味を、もう少し深く考えればよかったのですが。
比較的新しいお店なのか店内はスッキリとした感じで、壁にはいくつかのメニューの解説が細かい字で書かれた貼り紙がしてあります。
注文をして冷水セルフサービスをコップに注いでテーブルに戻り、そのあとようやく店内を見廻したら、手打麺の「むかしそば」というのがあるじゃないですかっ!!
再び厨房に声をかけてもなかなか返事がなく、少し中に入ってさらに声をかけると、机に向かっていた女性(オーナーの熊さんの奥方サマのようです)がやっと返事をしてくれたので、今更無理だと思いつつ、「むかしそば」への変更をお願いしたら、時既に遅し。調理済みとのことで変更できませんでした。
さてさて、麺樹のダシがあまりに口に合い、その直後といってもいいタイミングでこのお店に入ったせいもあるのか、ダシに妙な甘さが強く感じられ、しかもコクがないお湯のようで味気なく、そのうえトッピングのワカメの潮臭さは、どうにもそばとは相性が悪過ぎます!
あっさり上品系のダシなのでしょうが、昆布と僅かにカツオの雰囲気は感じたものの、あまりに淡白。
それに反して(いい意味で)麺は平角麺でモチモチとしてコシもあり、なかなかのもの。自家製麺なのでしょうか。
ということで、せっかくの麺とダシのバランスが崩れてしまっているように感じられて、ダシはほとんど残してしまいました。但し、後日ネットで調べると、このダシを絶賛しているコメントがありましたが。
また、このお店に関してはさまざまなネット情報がヒットするのですが、それぞれの情報で紹介されているメニューが全く違っているという、ある意味では創作意欲が強いお店のようで、「コーヒーそば」とか「ココアそば」が、一時期あったらしいです。まあ、現在は沖縄そばの正道を歩みつつあるようですが。
所在地:那覇市字安里
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2007年9月22日土曜日
那覇市・真昼御麺・沖縄そば
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