■ てんtoてん ■
「木灰そば」
630円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★☆
この週末は「有名店シリーズ」になりました。きょうは雨の中を「てんtoてん」(読み方は『てんとてん』)に足を運びました。ここもガイドブックやネットでは著名なお店で、以前から気になっていたのですが、到底昼休みに歩いて行ける距離ではありませんので、どうしても休みを利用して行くしかありません。
朝から雨が降りそうだったのですが、午前中はそんな状態で何とか持ちこたえてくれ、レーダーアメダス画像でも雨雲はなさそうなので、傘を持たずにいざ出陣!
ところが、アパートから歩き始めて約1時間、いよいよ識名への上りにかかる頃に、とうとう雨が降り始めてしまいました。
後で確認してみると、お店から200メートルほどのところで雨宿りをしていたのですが、なにせアパートはダイヤルアップ環境で、表示までものすごく時間がかかってしまう「Googleマップ」が10分ほどかけてようやく表示された大縮尺の地図(マウス・ホイールで拡大などしようものなら、また10分近く待たされる)から道筋を簡単に書き写し、このあたりと見当をつけて印をつけた紙切れ一枚だけが頼り。現場で住所を手がかりに足で探し出すつもりだったので、雨は大敵です。
何とか小降りになったところで再び歩き始め、道のすぐ先に首尾良く見つけたお店は・・・「なに、これ!?」
建物全体がツタでもない植物に覆い尽くされて、すごいことなっています。まるで廃屋のようなたたずまいで、玄関も木製のドアがピッタリと閉められていて「営業中」の小さな札がかかっていなければ、きょうは休みかと思ってひき返していたかも。
前置きが長くなりましたが、店内に入ると外観と全くイメージが違ったオシャレなお店で、入口の正面は室内に「ひんぷん」(沖縄の伝統的な住居にある、玄関前の目隠しの壁)を置いたような暖簾が下げられていました。
そばは「木灰そば」のみ。昨日の「御殿山」もつなぎは木灰汁で、口に運ぶとコシの強さが普通の麺とは全く違います。麺も太麺で縮れが入って一番好みのタイプ。さすが有名店シリーズの麺はいずこも申し分なく、この週末は大満足(^^)。
ダシもいいです。カツオ主体でトンコツが入るのでしょか。上品で澄んだダシは味に深みがあります。
トッピングは赤身肉が1枚だけと、小さめの沖縄カマボコが2片(輪切り1枚を半分にした2片でしょう)。それからごく少量ですが紅ショウガが・・ああ、最初から乗ってました・・。最初にそこだけ慎重につまんで食し、ダシの中に落ちて味が拡散しないようにしましたが。
木灰を使った丹精込めての手打ち麺で、手間がかかっているのはわかっいても、やっぱりお値段は内容比で高めですね。価格満足度は★3つ。総合ではこのお値段としてはコスト・パフォーマンスがやや物足りず、それと紅ショウガのトッピングゆえに満点から★1つ減の★4つです。
お店の外に掛けられているメニューは税抜き価格のみの表示で、厳密には消費税法に抵触しそうですが、いいのかな(^^;?
お店の屋号「てんtoてん」の由来を尋ねてみると、松本清張の小説から・・・ではなく、人(点)と人(点)をつないでゆくお店でありたい、という願いを込めてつけたのだそうです。
所在地:那覇市識名4丁目
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2007年11月4日日曜日
那覇市・てんtoてん・木灰そば
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