Translate

2007年4月20日金曜日

【移転】 那覇市・我楽そば・三枚肉そば「中」

我楽そば「三枚肉そば」■ 我楽そば ■
 「三枚肉そば(中)」
  550円

 価格の満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★★☆
 ダシの満足度 ★★★★☆
 総合     ★★★★☆

 約3ヶ月半にわたって、国際通り・三越裏の「沖縄そば博物館」通いを続けてきましたが、前回の「いなむどぅちそば」をもって、全店の新メニューも破格のお値段・¥1500の「伊勢エビそば」を除いてすべて食べ尽くしたので、いよいよ「そば博物館」を卒業し、周辺のそば屋に足を向けてみました。

 第一号は、いつもそば博物館へ行く途中の掲げられた看板に「沖縄で一番硬い“あごたえ”ある麺」と書かれているのが気になっていた、「我楽そば」です。

 このお店、夜の部は「カラカラくーすBar」という看板の泡盛居酒屋になるそうですが、沖縄そばの新境地を開拓するべく同じ店舗で昼間の暖簾をかけ替えたのが「我楽そば」だというのが、会計をしてくださった若いオーナー夫人の言でした。

 さて、そこで。

 沖縄そばとしては、極めて異質な部類に属するそば・・というのが第一印象です。これが冷たいダシに入ってくれば、ほとんど『盛岡冷麺』ではないかというくらい、本当にコシも噛み応えもある麺です。あるいは「パスタ」と言ってもいいのかもしれません。

 ダシは自然感覚の透明なカツオだし系のようですが、まあ、可もなし不可もなし。

 特徴的なのはトッピングのショウガ。通常の沖縄そばでは真っ赤な紅生姜を好みでトッピングに加えるよう、テーブル上にドッサリと容器入りのやつが置いてあるんですが、この「我楽そば」では、無着色の刻みショウガがデフォでトッピングされていました。

 で、これが味に変化をつけてくれます。

 もうひとつ。トッピングの三枚肉は面積こそ大きいのですが、厚みは2ミリ以内。もうちょっとボリウム感があってもいいか・・・と。ただ価格は550円なので、価格相応なのでしょう。

所在地:那覇市久茂地3丁目

2007年4月17日火曜日

【閉店】沖縄そば博物館・新11番・シーサー・いなむどぅちそば

■ 券売機ボタン新11番 ■
  シーサー
 「いなむどぅちそば」
  650円

 価格の満足度 ★★★☆☆
 ダシの満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★★☆
 総合     ★★★☆☆

 「いなむどぅち」=「いな・むどぅち」=「猪もどき」という意味らしいのですが、猪肉に見立てたコンニャクが入っている味噌仕立ての煮込み料理が「いなむどぅち」。

 その味噌煮込みと沖縄そばのコラボレーションは、沖縄そば博物館内の他店に限らず、これまで見たことはありません。この他にも3月からの「シーサー」の新メニューには、沖縄野菜や伊江島の島ラッキョウがトッピングに起用されています。新しい沖縄そばの世界を開こうと挑む姿勢と斬新な発想には、全面的に敬意を表しましょう。

 さて、味噌仕立てのダシは味噌汁のように淡白ではなく、さりとて味噌煮込みうどんのようにコテコテでもなく、見た目には斬新な組み合わせの割に平凡を思わせるのですが、いや、なかなか奥深い味でして、つい飲み干しそうになりつつ濃い目の塩分を遠慮して、少し残しました。

 麺はいつものとおりシコシコ感が感じられて、★4つ(^^)。

 トッピングは、猪肉に見立てた白コンニャクの短冊薄切りと、卵焼き・シイタケ・三枚肉を刻んだものに、「シーサー」にはつきもののシーサー・カマボコ。

 「シーサー」のメニューでいつも思うのは、見た目の華も必要ではないかということなんですが、それは「島野菜」「島ラッキョウ」にも共通すること。ポリシーがあるのだろうとは思いますが、昨日の「大学食堂」のように山盛りの水菜とか、「うるくそば」「歓会門」のようなボリュウム感とか、工夫の仕方によってはもっとインパクトがあるはずなんですが、地味です。

 そのことが価格の満足度を下げてしまったり、総合で★一つ損したりになっているような気がしてなりません。

 これで新旧メニューはすべて完全制覇(「うるくそば」の掟破り「1500円伊勢海老」そばは、パス!)になるので、来週からは沖縄そば博物館を離れ、職場から半径1キロ以内のそば屋探訪を始める予定にしています。

 で、その範囲内に「シーサー」の本店も入りそうですので、足を運んで、「そば博物館」支店とはメニュー状況が違うのか確かめてみようと思っています。

2007年4月16日月曜日

【閉店】沖縄そば博物館・新42番・大学食堂・軟骨ソーキゆしドーフそば

■ 券売機ボタン新42番 ■
  大学食堂
 「軟骨ソーキゆしドーフそば」
  600円

 価格の満足度 ★★★★★
 ダシの満足度 ★★★★★
 麺の満足度  ★★★★★
 総合     ★★★☆☆

 これまた異様な評価になりました。価格は、水菜と「ゆし豆腐(寄せ豆腐=型に入れ脱水せずに、自然に固まったままの状態の豆腐とでもいうのでしょうか。)」に、軟骨ソーキが3片も載っていて、さりとて麺が少ないわけでなく大満足。

 ダシもあっさりかつお味系の上品な薄味は、全部飲み干せる。麺は「軟骨ソーキ野菜そば」の時と同じく、あまりにもラーメン的でツルツル・シコシコ系で、また茹で加減も私好みの固めで全部満点・・しかるに、総合ではなぜ☆が二つなのか。

 実は、前回の「軟骨ソーキ野菜そば」でも指摘した、「軟骨ソーキ」の軟骨があまりにも固過ぎて、そばを食するリズムが完全に狂ってしまうのです。

 すなわち、麺をすすってすぐ、よく煮込まれた軟骨ソーキのトロッとしたコラーゲン感を追加で口に運んで味わったあと、スムーズに喉を通る「うるくそば」の軟骨ソーキとは全く違って、軟骨部分がコリコリッ!ゴリゴリッと、味もしない状態のままやたら噛む努力が必要で、ついつい、そばを食していることもラーメン風の香ばしい風味のことも、軟骨を噛み砕く努力の前に忘れてしまうのです。

 2片を無理して噛み砕いたところでギブアップ。3片めは周囲の肉だけ食べて、軟骨部分を丼の中に残しちゃいました。

 なら、そもそも軟骨を食さなければいいではないか・・とおっしゃるあなた、仮にも「軟骨ソーキ」を銘打つからには、骨ごと食べられなくてはいけません。

 それが食べられないなら、ただ「本ソーキ」「ソーキ」を名乗らないと、不当表示です。軟骨ソーキという表示・命名は、沖縄そばにおいては「骨ごと食べられるソーキが載っている・・」というのが、お約束です。

 「大学食堂」新メニュー最大の課題は軟骨ソーキの扱い方。新メニューでは麺の改善が顕著なだけに、本当に惜しい。