■ あらぐすくすば じーぶ ■
「三枚肉すば(大)」
500円
価格の満足度:★★★☆☆
麺の満足度 :★★★☆☆
ダシの満足度:★★★★☆
総合 :★★★☆☆
「いしぐふー」を後にする頃になると、いつもとは違ったいでたちのそば探訪ゆえか、足腰に疲れが溜まり始めたようで、首里への上り坂が結構きつく感じられます。ホテル住まいや引っ越し疲れのせいだったかもしれませんが。
最初の目的地は龍潭池近くだったのですが、そういえば儀保駅近くにも気になるそば家さんがあったっけ・・・と思い出し、目的地変更ついでにこの際訪問してしまえと、首里高校前から儀保駅方面にルートを変更しました。
天気は今にも雨が本降りしそうな曇空で、小雨がパラパラと落ちていましたが、傘はささずにそのまま歩いて「あらぐすくすば」の前に到着。何だか土蔵のような引き戸を引くと、カウンター8席とテーブル1つだけの小さなお店に、先客が3人。
メニューはとてもシンプルに、三枚肉そば(大)か(小)にソーキそばのみ。そば以外も「いなり」だけですが、先客のおひとりの注文では「おからいなり」と言っているのが聞こえました。
つい先程「いしぐふー」で食べたばかりのうえ、ホテル住まいで通勤ウォーキングの距離は短く、前日には深夜の2杯を含む一日3杯のそばだったのでカロリーオーバーが気になり、(小)にしようか一瞬ためらったものの、せっかくここまで来たんだから一日くらい『なんくるないさー』と、「三枚肉すば(大)」を注文しました。
すると、カウンター向こうの厨房で調理中のオーナーらしき男性から「硬麺ですけど、いいですか?」と一言。もちろん硬麺は大好きなので「いいですよ!」と歓迎のお返事。
厨房側にはオーナーの他に女性の店員さんが2人入っているのですが、先客の皆さんと会話している内容が耳に入ってくると、どうやらお客さんたちと店員さんは皆さんお知り合いの様子で、店員のお二人も何となく「お手伝い」風です。店内を撮影していいかを店員さんに尋ねていると、カウンターの近くの女性のお客さんから、「どんどん撮ってもらいなさいよ~」と声がかかったりで、何だか家庭的な雰囲気です。
オーナーに「こちらのお店は、皆さんお知り合いなんですね~(^^)」と話しかけてみると、「一度食べてクセになって、通ってくれる方が結構いらっしゃって。」というお返事。
出てきた「三枚肉すば」のダシは塩ベースらしく白っぽい色をしています。一口ススってみると、ダシはどうやらトンコツ+カツなのかバランスは取れて平均的なものながら、コクも少し感じます。それから麺へ。
「!・・っ!」
硬麺・・さすが硬麺・・・というよりも、こりゃ硬麺の極み!何だか硬めに打った麺を生で食べているかと思うくらいポロポロとした硬さで、山形の板そばに匹敵するかも・・と、一昔前を思い出したくらいです。ただ、この硬さ、沖縄そばとしては好みが分かれるのではないでしょうか。硬い麺では定評がある「首里そば」も、沖縄で一番硬い麺と自称していた「我楽そば」さえ、かなわないかも。
硬麺好きな私としても、これはちょっと喉にひっかかる感じがしました。
三枚肉はメニューの写真よりかなり小さめな気がしますが、諸材料高騰の折りとしては止むをえない判断でしょうけれど、価格満足度では★一つ分減っちゃうかなぁ・・・。
ちなみに「じーぶ」とは、首里の言葉で「儀保」のことだそうです。Gibo → Zibo → Zibu なのでしょうね。
所在地:那覇市首里儀保町2丁目
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2008年3月29日土曜日
那覇市・あらぐすくすば じーぶ・三枚肉すば(大)
投稿者 Village-Organizer 時刻: 22:45
ラベル: 那覇市首里儀保町2丁目
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