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2008年3月31日月曜日

那覇市・ふる里[久茂地1丁目]・軟骨そば

ふる里[久茂地1丁目]・軟骨そば■ ふる里[久茂地1丁目] ■
 「軟骨そば」
  683円

 価格の満足度:★★★☆☆
 麺の満足度 :★★★★★
 ダシの満足度:★★★★☆
 総合    :★★★★☆

 これまでの訪店回数が一番多いお店のはずです。しかし、2006年暮れの「沖縄そば博物館」通いに始まったそば探訪の間はずっと訪れないままで、満を持してというべきか期せずしてというべきか、那覇を離れる挨拶回りのアポまでの時間が偶然空いたのを利用した、232軒目の訪問になりました。

ふる里[久茂地1丁目]・外観 「そば」以前には、「ふる里」がテナントとして入るデパート「りうぼう」地下で、弁当を毎日のように買っては昼食として食べていた出勤日でしたが、デパ地下の弁当としてはいささか単調で、1年も経たないうちに飽きてしまい、それなら「沖縄そば」でも・・と思って最初に入って食べたのが確かこの「ふる里」の「軟骨そば」で、なかなかおいしいかったので、しばしば食べに来ていたのです。

 以前もそうだったようにお昼時には混雑して、12時10分を過ぎると相席か空席待ちになることが確実な人気店ですが、それより数分早かったので、待たずに窓際の2人掛けテーブルに陣取ることができました。

 「ふる里」には沖縄そばだけではなく日本そばもあって、一回だけ「ざるそば」が間違って運ばれて来たのをそのまま食べたことがあったのですが、乾麺的な風味だったので、それ以降はもっぱら沖縄そば一筋。他にも“ヘルシー”系の定食類もあるのですが普段は「軟骨そば」と決めていて、今回の注文ももちろん「軟骨そば」。

 このお店の「軟骨そば」しか食べていなかった当時は、それがどこでも当たり前と思っていたのですが、運ばれてきた「軟骨そば」には、骨を出す小皿ではなくチラシの折り紙で作った紙箱がついてきます。他のお店では小皿が普通ですが、折り紙箱の方が食べなかった軟骨とまとめて捨てることができるうえ、小皿は洗わずに済むので、お店にとっては好都合なのでしょう。

ふる里[久茂地1丁目]・店内 あまり待たずに出て来たその「軟骨そば」ですが、1年半近く足を運ばなかった間の変化か、以前は3つ乗っていたはずの軟骨ソーキが2つに減っていました。軟骨は柔らかめで味も以前と変化していませんが、原材料価格上昇の影響なのでしょう。

 特徴があるのは麺です。手打ちなのか、幅が均等ではない黄色みのやや強い硬めの平角麺というか手切り麺で、「あらぐすく」のような硬めの自家製麺にありがちなボソッとした感じはほとんどないうえ、シコシコとした歯ざわりがあり、他のお店ではあまり感じたことがない食感です。ツルツル系ではない麺としてはとてもいい感じで、麺は★5つ。

 ダシは“無化調”的なトンコツ+鶏ガラか、キレもいいあっさり系ですが、味わいの深さも感じられるものです。

 そば探訪以前に食べ慣れていたお店が、実はとてもおいしかったという幸せな再発見はうれしかったのでありますが、強いて言えばトッピング紅ショウガが最初から乗ってくるのが、玉に瑕です(^^;。いずれにしても総合は★4つでした。

所在地:那覇市久茂地1丁目・パレットくもじ地下1階

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