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2013年7月5日金曜日

【閉店】 那覇市・さんさんそば・なんこつソーキそば

2018/1/20追記: 2017年12月中旬、沖縄都市モノレールの古島~おもろまち間で、車中からお店を探して眺めていましたが見当たらず、おもろまち駅で下車して、新たに移転オープンした『ニシムイそば』まで歩く途中も探しましたが、お店があったはずの場所は駐車場になっていました。


さんさんそば・なんこつソーキそば ■ さんさんそば ■

 「なんこつソーキそば(中)」
  550円

 価格の満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★★★
 ダシの満足度 ★★★★☆
 総合     ★★★★☆

 かつて散々歩き回ったおもろまち駅横の国道330号線沿いに、『さんさんそば』なるお店が今年春先にオープンしていたので、今回の沖縄そば探訪ツアーの最後に訪れてみました。モノレールおもろまち駅の改札を出たら、ほとんどの皆さんが向かうDFSとは反対の東側階段を下りると、そこは国道330号線の歩道です。そこから少し古島方面へ歩いたところにあるのが『さんさんそば』。駅階段からお店への途中にはセルフレンタカーの置き場があり、キーを持った観光客が車を探しているところでした。

さんさんそば・外観 2階建てのまだ新しい建物は、1階より2階の方が床面積が広く、柱の上に箱が載っているような構造で、1階部分が『さんさんそば』の店舗になっています。風で捲くれ上がって巻きついた暖簾には、『33』の文字が染め抜かれているとおり、屋号はもちろん330号線の通称からきているのでしょう。

 店内はテーブル6卓とカウンター4席ほどの広さで、お昼時ということもあり、近くにお勤めらしいグループが先客で入っていました。入り口近くのテーブルに陣取って券売機を探しましたが、見当たらないので、厨房にいた店員さんに『なんこつソーキそば』と注文すると聞こえなかったのか、要領を得ない表情です。もう一度注文を繰り返しても返答がなくこちらを見て『他に言うことは?』みたいな表情をしています。

さんさんそば・店内 こちらも注文を繰り返すだけですが、3回目にしてやっと「量はどれにしますか」との言。あ、そういえばサイズがあるんだっけと改めてテーブル上のメニューを確認して、中サイズを注文すると、ようやく納得の表情。常連さんばかりじゃないんですけどね・・・。

 麺が運ばれてくるまでの所要時間は数分。例によってダシから味わいます。前夜の『つぼやのそば屋』と同じように、大きな特徴はないもののよくバランスが取れて後に残る感じもなく、濃縮とは違うようです。カツオと豚骨を合わせた感じなのでしょうか。標準よりはいい感じで★4つです。

さんさんそば・メニュー 麺は黄色がかっているので、ひょっとすると卵つなぎかもしれません。太めで縮れが入った平角麺はコシと粘りも感じられ、とても好きなタイプなので★5つの満点です。トッピングの軟骨ソーキは2片でしたが、1片はかなり大きなサイズ。それから丸カマボコ2片と刻み青ネギでした。軟骨はトロトロに煮込まれて、ダシと麺にとてもよくなじみます。

 全体としては、麺には工夫をしつつトッピングでは奇をてらうことなく、沖縄そばの王道を歩もうとしている印象を受ける、好みの一杯で、550円という価格も頑張っている感じがします。ダシにもう少し深みがあると、さらにいい感じになると思うので全体としては★4つでした。

所在地:那覇市真嘉比275-6
電話:098-885-5833
営業時間:月~木 11:00~20:00、金~日 11:00~21:00
定休日:無休

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