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2016年7月6日水曜日

沖縄市・根夢・ナンコツそば

沖縄市 根夢のナンコツそば ■ 根夢 ■

 「ナンコツそば(中)」
 600円

 価格の満足度:★★★★☆
 麺の満足度 :★★★☆☆
 ダシの満足度:★★★★☆
 総合    :★★★☆☆

 この日の二軒目は、以前からネーミングが気になっていた『根夢』。「ごん」と読ませる屋号の由来は、あるサイトの記事によれば創業者のニックネーム「ごん(根)」の発音はそのままで「夢」の字を追加した、すなわち「ごんちゃんの夢」を意味しているようですが、現地で確認したわけではありません。また、読谷村の国道58号線沿いに、以前は「木灰そば」の看板を出していたお店が、最近同じ『根夢』の屋号を掲げているので、多店舗化を進めているようでもあります。

沖縄市の根夢の外観 どちらの『根夢』を訪れようかと思案しましたが、与那原の『民芸食堂』から近い方の、元からの『根夢』を目指すことにして、与那原から沖縄市を目指して国道329号を北へ。カーナビにはできるだけ頼らずに、目印になる交差点を記憶し、コザ十字路より少し手前の交差点を左に折れて真っ直ぐゆくと、左手に目指す『根夢』はありましたが??暖簾には『居酒屋 根夢』の文字が。けれどもちゃんとそば幟は立てられているので、間違いないでしょう。駐車場には車がズラリと停められていて、混雑しているようですが、何とかスペースを見つけて駐車し、暖簾をくぐって店に入ろうとしたところで、壁に掲示されていた駐車場の案内見取図に目が止まりました。

沖縄市の根夢の店内  駐車場は根夢の区画が指定されていて、別のお店の区画には停めないでくださいとのこと。見取り図の方角や位置関係がいまひとつ分かりにくかったのですが、慌てて戻って確かめると、どうやら指定区画内に停めたあるらしいので一安心。お店に入りました。店内はやや薄暗い感じでしたが、天井がかなり高いホールのような感じで、カウンター席とテーブル席があるようなので、空いていたカウンター席に陣取りました。

沖縄市の根夢にズラリと並ぶ一升瓶・ カウンター正面には数多くの一升瓶が並び、それも泡盛だけではなく日本酒の有名どころも並んでいて、カウンター上には、空瓶を買って中身を詰め替えたのではなく正真正銘の銘酒だと証明するディスプレイか、一升瓶を開封した際の金属製キャップの残骸が山積にされた大きなガラスの鉢が置かれていました。壁に貼られたお品書きを眺めると、やはり居酒屋が本業のようですが、カウンター上のメニューは、5種類のそばだけ。昼時はそば専門店、夜はきっとそばも出す居酒屋として営業しているのでしょう。

 ほどなくして運ばれてきたナンコツそばには、小ぶりながら軟骨ソーキが5片も載って、そのほか丸カマボコ2枚と刻みネギ。このお値段としてはオトク感がありますが、丼は少々小さめにもかかわらず、縁からこぼれそうなくらいダシが注がれているので、こぼさずに最初の麺を持ち上げるには注意が必要です。麺は中太の角麺で見た目には好きなタイプでしたが、もう少しコシあってもいい感じの柔らかめだったのは残念。そのせいもあって、麺は★3つです。

 ダシはカツオがきいているものの「これ!」という感じはなく、後味に調味料系のまとわりつく味が僅かに残るので全部飲み干そうという気にさせるタイプではありません。とはいえ、そこそこ良くまとまった感じなのでダシは★4つ。トッピングの軟骨ソーキには軟骨は多少泥臭さがあり、中には若干硬めのものも混じっていました。全体的には、やはり麺のゆで加減が足を引っ張り少々期待はずれかなという印象で、総合では★3つでした。

所在地:沖縄市安慶田3丁目7-15
定休日:正月、旧盆
営業時間:11:00~24:00
電話:098-939-4981

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