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2017年7月7日金曜日

那覇市・ちゃるそば・なんこつソーキそば

ちゃるそばの なんこつソーキそば(大) ■ ちゃるそば  ■

 「なんこつソーキそば(大)」
 700円

 価格の満足度:★★★★☆
 麺の満足度 :★★★★☆
 ダシの満足度:★★★★★
 総合    :★★★★☆

 台風3号に出鼻をくじかれ1日短縮した今回のそば巡り、最終日は恒例により那覇市街のそば屋へ。前夜、気温が下がってから町を歩き回り、雰囲気が大好きな栄町市場を通り抜けたら、懐かしき『麺樹(そばじゅ)』『まあぼう食堂』『ボトルネック』(未訪問)などの古くからの店が並ぶ一方、『ちゃるそば』という新しいそば屋ができているのを見つけたので、改めての訪問です。

ちゃるそば 栄町市場にあるお店の外観 前日夜、栄町市場からの帰りに、購入から24時間有効の大変ありがたいモノレール1日券を購入していたので、炎天下を歩かずにモノレール安里駅から行けるこのお店も、またありがたい存在でした。店は恐らく閉店した店跡を改装したようで、椅子はどこか学校の教室で使っているものに似た感じです。

 まだ午前中の開店直後で誰もいないお店に、この日の一番乗り訪問だったようですが、静かな雰囲気は栄町市場にいかにも似つかわしく、のんびりした感じがします。メニューは壁に貼られているので、前日に続いて「なんこつソーキそば(大)」を注文。こちらは700円なので、標準的なところでしょうか。

ちゃるそばの 厨房とカウンター席 ふとレジ近くに目をやると、2日後が投票日の那覇市議選挙の候補者の写真と名前が入った紙製のスタンドが。栄町市場にはこの候補者のポスターやらステッカーがやたらと目に付いたので、栄町市場関係者なのかもしれません。そういえば、ポスター掲示場で見かけた候補者の中には、鶏モモ肉のようなものを手にして「給食にステーキを」という公約?を掲げていた方もいらっしゃいましたが、どうなったことでしょうか。

 ほどなく運ばれてきた「なんこつソーキそば」。まず、刻み昆布のトッピングが目を惹きます。続いて炙りの入った軟骨ソーキ。なかなか個性的なそばですが、ダシは「なるほど!」です。昆布のトッピングのせいなのか、もともと昆布を効かせた味なのかわからないものの、カツオ風味ではなく昆布の風味が前面に出ているダシは珍しいなと思いました。上品な風味があるうえに薄味寄りなので、とてもいい感じのダシは満点。

ちゃるそば 店内のテーブル席 麺はオーソドックスな亀浜麺のような感じで、生麺ではないのですが、このタイプの麺としてはモソモソ・パサパサ感があまりまりません。ビニール袋を破って麺を湯に投入していたので、製麺所製の麺であることは間違いとして、そのような出自の麺としては最上級の仕上がりではないかということで、★4つです。

 軟骨ソーキは炙りの焦げ臭さが過度に出るものではなく、おとなしくダシと麺に馴染んでくれます。その他、トッピングは刻み昆布と刻みネギの他に、カマボコが1片。お値段相応以上の感じがして、総合も★4つでした。

ちゃるそば 出入口はこちらから 2泊3日で3店舗、予定していた北部方面探訪ができなくなり、毎年のように沖縄に行く日になると、それまで鳴りを潜めていた台風が、沖縄に向かったり、今回のように九州に上陸したり、事情を知る方々からは「嵐を呼ぶオトコ」(何とでも言うてハイヨ!)と、ありがたくない称号を授かっているので、また日を改めて出直さないと今回は完璧に不完全燃焼ツアーになりました。

所在地:那覇市安里388-1(栄町市場内)
定休日:日曜、第二・第四木曜
営業時間:11:00~21:00(売切次第終了)
電話:090-8294-6422

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