■ ハイサイそば ■
「軟骨ソーキそば(中)」
600円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★☆
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★★☆
2013年3月27日午前、成田から那覇に到着したジェットスター便の女性乗客が那覇空港の制限区域内でハサミを落とした件のトバッチリで、沖縄そばを昼の楽しみに空腹を抱えて九州・熊本空港で出発を待っていた私は、「まもなく機内へのご案内を開始します」のアナウンスにゲートに向かったところ、いつまでも搭乗ゲートは開かず待機の案内が何度かあった後、なんと「当便は欠航となりました」
『どーしてくれるんだい!!!(-_-メ)』と、どれほどゴネてみたところで、どーなるものでもなし(^^;、残席20とアナウンスがあった次の瞬間、翌日便を絶対確保すべく、預けた荷物の返却受け取りなんぞ後回し、一目散に搭乗手続きカウンターに猛ダッシュして、翌日空席を確保して、めでたく24時間後に再び空腹を抱えて那覇空港に到着。ロスタイム24時間の悔しさを晴らすべく、事前にリサーチしていた小禄方面に直行して入ったお店です。
しかし、事前リサーチではここは『はばそば』のはずが、見れば『ハイサイそば』の貼紙と看板。あ~、沖縄そばのお店の栄枯衰勢・万物流転の激しさよ。ともかく空腹はいかんともしがたく、久しぶりの『軟骨ソーキそば』です。お店はまだ内装が新しく、開店(経営者変更?)してそれほど日数が経っていないのでしょうか。座席は4人がけ座卓2卓、2人がけテーブル4卓、4人がけテーブル2卓とそこそこの収容力でありつつ、まだ余裕スペースがあります。
懐かしい小禄界隈の街並みを眺めながら、ゆっくりそばを待ちます。3~4分後、運ばれてきた『軟骨ソーキそば』は、さすがに本場の迫力というべきか、トッピングの刻み青ネギの量がハンパではなく、表面を覆いつくしてソーキも麺もよく見えません。ダシは透明よりは少し豚骨ダシの白で透明度が下がっていました。最初の一口はなぜか塩分が強めに感じたのですが、その後しっかりダシを味わってゆくにつれ、クドさがなく残りもなく、さりとて普通の濃縮ダシのような無難なままでもない味が舌にうれしく、塩分は気になりませんでした。一口めは、ダシがきいていると塩分薄めでもしっかりと味を感じる人間の味覚のなせるワザでしょうか。ダシは★4つです。
麺は中太の平角麺で、懐かしくも沖縄そばの定番かなと思えば、食べ進むにつれて意外な粘りコシを発揮しはじめて、食感は普通の平角麺とは一味違う感じです。平角麺でこれなら平均以上、麺も★4つ。トッピングの青ネギの下から現れた軟骨ソーキはやや小ぶりの3片でしたが、軟骨部分は少なめでしかもよく煮込まれていて、さすが沖縄です。おいしい!
全体的に麺とダシそれぞれがカラーを持っていて、しかもうまくまとまっている一杯。お値段600円ならまずまず満足感もあり、半年ぶりの沖縄訪問の土壇場で24時間待ちを食らって待望の一杯・・・という事情とは関係なく、まちぐゎーの食堂のような感じのお店の外観に、正直、それほどではなかった期待値を見事に凌駕してくれた満足度はなかなか高く、総合★4つです!
所在地:那覇市小禄1丁目20-11
電話:098-857-9360
営業時間:11:00~18:00、水曜11:00~15:00
定休日:日曜
Translate
2013年3月28日木曜日
那覇市・ハイサイそば・軟骨ソーキそば(中)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿