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2014年1月17日金曜日

浦添市・一本松・一本松そば(大)

浦添市・一本松・一本松そば(大) ■ 一本松 ■

 「一本松そば(大)」
 550円

 価格の満足度 ★★★★★
 麺の満足度  ★★★★★
 ダシの満足度 ★★★★★
 総合     ★★★★★

 早めの花見と『八重善』でのお昼を済ませたあとは、一路南下。レンタカーはカーナビが標準装備なのがこれ幸い、地図で見ても自力で到達するのはかなり難しそうながらも、ずっと気になっていた、浦添市の『一本松』を目的地にセットしてみました。五十音順で、い・っ・ぽ・ん・ま・つ と入力して検索すると、他県の居酒屋と今回の目的地の2件がヒット。
一本松・外観
 58号線から屋嘉インター方面へ抜け、コザ十字路を経て330号線へ。プラザハウスからライカム・瑞慶覧・普天間交差点を経て宜野湾へ、さらに長田・我如古を経由して浦添パイパスまで、あまり渋滞もなく走ります。しかし・・・カーナビがやかましい(-_-メ)。うっかり、経路検索設定で高速道路ルートを外さずに一般道のルートを走ったので、カーナビは最寄インターチェンジへひたすら誘導。

一本松・店内カウンター席跡 無視してインター入口へ曲がらず通り過ぎると、カーナビが逆襲開始。インターへ戻れとばかりにUターンを指示。それも無視してしばらく走ると、ようやくあきらめた・・と思いきや、カーナビは次なるインターへまた誘導を始めるわけで・・・やめてくれ~!!カーナビなしでも土地勘があるので無視し続け、北中城ICへの誘導も諦めてくれたところで、ようやくカーナビは一般道の案内を始め、裏道のまた裏道のような路地を折れて、無事に『一本松』に到着しました。

一本松・メニュー 自力ではわからなかったはずの道を通って『一本松』の文字が見えてくると、カーナビの威力に改めて脱帽。快晴の空と明るい午後の陽射しに照らし出されたお店は、静かな住宅街の中にありました。まさに知る人ぞ知るお店という雰囲気ですが、暖簾には自信に満ちた『こだわりスープ』の文字が染め抜かれています。その暖簾をくぐると、平日の午後2時半を回って客が少ない時間帯ゆえ先客の姿はなく、かなり広めの店内はガランとした感じがします。冷水器やグラスなどが置かれた場所は以前カウンター席だったようで、店構えから漂う雰囲気とともに、どこか居酒屋のような感じ。

 メニューは、軟骨ソーキのトッピングが屋号を冠した『一本松そば』で、その他は三枚肉そば、本ソーキそば、ゆし豆腐そばに加え、スタミナそばという品があり、これは軟骨ソーキ、本ソーキ、三枚肉が載ったもののようです。本日午後2杯目のそばということもあり、スタミナはこれ以上不要(^^;なので、看板メニューの『一本松そば』を厨房の女将さんに注文しました。

一本松・店内 滞りなく運ばれてきたのは、白濁したダシに縮れが入った太めの平角麺があしらわれ、錦糸卵風に刻まれた卵焼きと軟骨ソーキに斜め輪切りカマボコ、刻みネギのトッピング。そして今回の沖縄訪問で訪れたお店では唯一、フーチバが添えられています。紅ショウガは別容器に添えられてにいるので、好みならトッピングに、のスタイルもうれしいです。まずは、いつものようにダシから口に運ぶと、濃厚な豚骨ダシには臭みやくどさがなく、コクがありながらとてもスッキリ薄味で、かつ上品。「こだわりスープ」を掲げているだけのことはあります。ダシは満点!
一本松・壁に貼られたお店紹介の雑誌記事
 続いて麺。これまたコシと粘りがあって素晴らしいものです。生麺ではないのにこれだけモッチリした粘りがあるのはうれしい限り。帰り際に自家製麺かを尋ねると、そうではないとのこと。どこの製麺所なのでしょう、浦添のそばも北部と並んでハイレベルなのです。麺も完成度が高く、これも大満足の★5つです。

 トッピングの軟骨ソーキは柔らかく煮込まれ、ダシ・麺とも相性がいい塩ベースの味付けで、軟骨ソーキによくありがちな生臭さがなくクリアな香りです。もう、おいしくておいしくて(^o^)ダシも飲み干しました。総合も満点で、550円というお値段がとてもうれしく幸せな、もう一杯おかわりしたいと思った『一本松そば』でした。

所在地:浦添市当山2丁目37-20
電話:098-876-2222
営業時間:11:00~売り切れまで
定休日:無休

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