■ 琉球麺屋シーサー ■
「ソーキそば(よもぎ麺)」
683円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★★
「沖縄そば博物館」に出店している「シーサー」の本店に足を運びました。
まず麺の前に、うれしかったことがありました。そば博物館に通っていた頃、博物館のシーサーの厨房にはいつもオーナーの奥様が立って調理をしていたのですが、この日、本店に足を踏み入れると、その奥様がお店にいらして、私の顔を覚えていてくれ「こんにちは(^^)!」と声をかけてくれました。そればかりではなく、厨房に入っていたご主人やお弟子さんまでが、「全部食べたという方に、ぜひ一度お会いしたかった。」と、ご挨拶に出て来てくれたのでした。
さて、西町界隈のそば屋をローラー作戦した後、シーサーのダシは実に上品な風味を感じることができました。豚骨+カツオ系とパンフレットに記載してあったはずですが、カツオだしの香りが実によくきき、薄味の上品さはやはり絶品・・・なのかもしれません。化学調味料や添加物は全く使わないというポリシーのダシです。
博物館とは違って麺は通常のものかヨモギ麺を選択できるので、ヨモギ麺でソーキそばを注文しました。トッピングのソーキはなかなかのボリュームですが、さりとて「高良」ほどではありません。紅ショウガではなく、無着色の自然な色をしたショウガを好みでトッピングできるという配慮もうれしいですね。無着色ショウガは「我楽」以来2軒目ですが、博物館の「シーサー」にはこれがないので、本店限りのゼイタクです。
味わい、麺のシコシコ感、上品なダシ、言うことありません・・・が、お値段は西町港湾系のお店より割高感があります。こだわった素材と製法、覚えていてくれたことに敬意を表して、☆は一つだけ・・(^^;ということで。
ただ気になったことがひとつ。お昼どきにこれほど麺やダシにこだわっておいしいお店に、私以外のお客さんの姿といえば、近所の小学生グループ数名が教師に連れられてたまたま入っていたのをカウントしなければ、12時半過ぎに一人入ってきただけでした。
市街地の中心からわずか1キロ少々ながらビジネス街ではなく、歓楽街というより風俗街の真っ只中と言ってもいいエリアにあり、いつも人通りも車の通りも(少なくとも平日昼休みの時間帯は!)少ないのです。もちろん『昼間の』観光客なんぞ皆無。それと、昼間でも近寄り難い地域であるがゆえお店の存在が知られていないか、知られていたとしても「そば博物館」に出店していますから、そちらで用が済むと思っている人が多いのかも。
事実、散歩のつもりで職場への帰り道に店の横の裏路地を入ったとたんに、呼び込みの女性に声をかけられてしまいました。おい、ワタシャ勤め人だぞぉ(^^;。誰が昼休みにそんなとこ入るか!(ってことは、昼休みじゃない夜なら入るんか?(^^;>自分
)・・って、そもそもそんなとこには近寄らんわぃッ!
なお、支払いにはEdyが使えました。
2013/4/1追記:かなり以前に閉店しています。
所在地:那覇市辻2丁目
Translate
2007年6月11日月曜日
【閉店】那覇市・シーサー・ソーキそば
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿