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2007年6月18日月曜日

那覇市・まるやま食堂・二中前そば

まるやま食堂・二中前そば■ まるやま食堂 ■
 「二中前そば」
  650円

 価格の満足度 ★★☆☆☆
 麺の満足度  ★★☆☆☆
 ダシの満足度 ★☆☆☆☆
 総合     ★★☆☆☆

 那覇高校の向かいを、「ひで司そば」なる店があるはずだと探し歩いていたところ、たまたま那覇高校の向かいの弁当屋さんにお昼時の行列ができているのを発見し、よくよく見ると隣の店の軒先に「沖縄そば」の文字が控え目に出ていたので、立ち寄りました。店構えは学生さん相手のようでそうでもなく、「座敷」は少し手を入れたように居酒屋風でもあります。

まるやま食堂・外観 さて、お昼時に高校の向かいにあるお店でありながら、客が誰もいないので妙にイヤな予感がしたのですが、当たってしまいました。

 客が誰もいないのをいいことに、ジャズのCDが大音量で店内に流れていたのですが、客が来たのであわててボリュームを絞って・・・も、それなりの音量で店員さんとオーナーは聴き続けてました。ジャズが聴きたくない人だっているでしょうに。

 次にそば。那覇高校=沖縄県の旧制「第二中学」(ちなみに一中は現在の首里高校、三中は名護高校)正面にあるこのお店の看板メニューと判断して注文したところ、トッピングは小さなソーキと同じく小さめの軟骨ソーキに、そこそこの三枚肉とカマボコ2片。数こそ多けれど「これでもか!」という港湾系のような迫力はありません。

 ダシはかなり塩辛いです。カツオ系なんでしょうが、うどんのダシのような感じでうまみが足りないのです。それからサービスで、丼から掬い放題の「揚げ玉」が出て来たのですが、これを少し入れたら余計に油臭くていけません。沖縄そばはやはり大和の「そば」と全く違うものだということを改めて実感。香りが全く合いません。フーチバなら相性ピッタリなのでしょうが。

 麺は平角麺ですが、前日の空港食堂と同じようにモチモチ・シコシコがなく、ボソボソ感が強く出てしまいます。まあ、柔らかくないのはいいのですが。

 う~ん・・・と絶句していると、店先には行列が??カウンター越しによく見える厨房を見ると、何やら忙しく仕込んで作っているのは「テンプラ」なのでした。

 店先の行列はすべて、このテンプラを買い求める学生さんや若者たち。フライドチキン風のテンプラ、野菜やイカのテンプラなど、なかなかのボリュームのものを一個40円で買えるんですから、こりゃ奥武島のテンプラ屋さんにも匹敵するのかも。

まるやま食堂・店内 「テンプラがよく売れるみたいですね」と、「オススメのもの2つ持ち帰りでお願い」と頼むと、まさにフライドチキンと分厚いカボチャのテンプラが2つで80円でした。

 結論;「まるやま食堂」はテンプラがうまい!!!(そばは・・・(^^;)総合評価はテンプラに敬意を表して★一つおまけ。)

 ついでに。「ひで司そば」というそば屋さんがあったはずの場所には、現在は「とんかつ専門店」があり、「ひで司そば」が業態を変えたのか廃業して全く別の経営者なのかは不明です。店構えは、インターネットにいまだ掲載されている「ひで司そば」の画像によく似ていました。

所在地:那覇市楚辺1丁目

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