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2007年9月24日月曜日

那覇市・しむじょう・本ソーキそば

しむじょう・本ソーキそば■ しむじょう ■
 「本ソーキそば」
  750円

 価格の満足度 ★★☆☆☆
 麺の満足度  ★★★☆☆
 ダシの満足度 ★★★★☆
 総合     ★★★☆☆

 きょうも首里方面へ遠征してみました。モノレールの市立病院前駅から末吉公園の方に上がってゆくと、南部・糸満の「真壁ちなー」と同じように文化財的な民家がそのままお店になった「しむじょう」というそば屋さんがあると聞き、きょうやっと足を運ぶことができました。

しむじょう・外観 「しむじょう」とは「下門」をうちなー的に読むとこうなるのですが、下→「しむ」はいいとして、門→「じょう」はなかなか想像しにくいことでしょう。城には門があり錠がかかっているので、「城:じょう」か「錠:じょう」と同じ音で異字の「門:じょう」なのかも・・。

 ちなみに、那覇市街地から港寄りの方にも「西武門」と書いて「にしんじょう」と読む地名があります。間違っても「せいぶもん」ではありません(^^;。

 で、店の文化財的価値は一見の価値がありますし、しっかりフール(豚の飼育場所)も残されているんですね。屋外のテラスで市街地を見下ろしながら気持のいい風に吹かれて「すば」を食していると、首里末吉の森を借景にのんびりと時が流れる幸せなひとときを感じられそうです。

しむじょう・店内 さて、ダシのカツオ+トンコツ系は、カツオ風味が最初に強く鼻をくすぐり、味もしっかりしていてなかなかいいのですが、麺は亀濱的なツルツル・シコシコの平角麺の平均的なところ。トッピングの本ソーキはやや小ぶりで、「高良」のこれでもかっ!的なボリュームとは対極にある、「おとなが静かに訪問する上品な観光スポット」的なソーキです。

 お値段は正直なところ650円から600円がリーズナブルだと感じましたが、ガイドブックやネット情報ではとても人気があるお店で、ひとえにお店の雰囲気によるところが大きいのでしょう、本日も内地からの観光客ばかりのようで、うちなんちゅらしき方はいなかったようでした。

所在地:那覇市首里末吉町2丁目

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