■ レストランちどり ■
「沖縄そば」
580円
価格の満足度 ★★☆☆☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★★☆
公設市場から市場中央通りを少し南下した、「田舎本店」と「大衆食堂ミルク」も入っている「ちとせ商店街ビル」の二階にあるお店です。市場中央通りに面した階段の脇には、メニューのサンプルがショウケースに陳列され、入口を挟んだ反対側には、「手もみ沖縄そば」と染め抜かれ、「豊見城そば/金城製麺所」の文字も入った幟が立っています。
この幟に引かれて階段を上ると、開業した当時の古い写真が張り出されています。写真に記憶がある方、写っている方は名乗り出てくれれば、写真を差し上げますという趣向ですが、特にこの年代に幼少だった頃の自分の姿を見てそれと気付くのは、なかなか難しいことかもしれないなと思った次第です。
いずれにしても歴史のあるお店のようですが、階段を上がった二階にドアがありました。店内は、その名の通り「レストラン」らしい雰囲気で、大衆食堂やそば屋的な雰囲気とは少し違った「洋食屋さん」といった感じです。しかし目的はただ一つ「そば」あるのみ。
こちらのお店も「沖縄そば」と「三枚肉そば」を別メニューにしています。写真つきのメニューを見ると「三枚肉そば」は、表面が三枚肉で覆い尽くされているようでしたが、こちら「沖縄そば」のトッピングは、小ぶりの三枚肉1片と赤身肉1片に、ややかための生地に刻んだ海草か野菜を少量練りこんだカマボコが2枚。変わっているのは、紅ショウガだけではなく刻みネギまで小皿に別盛りされていたことでしょうか。
ダシは薄味のトンコツ+カツオ系ですが、やや醤油が勝っている感じは、家庭料理の味に近いのかも。
さて、麺です。幟のぅキャッチコピーに撹乱されたわけではないと思いますが(^^;、太めの縮れ角麺はコシと少々の粘りもあって、自家製麺の「てぃらじそば」や「てぃーあんだー」ほどではないとしても、製麺所の既製品としてはハイレベルなもののようです。
価格満足度は★2つ。トッピングの大きさと内容からすれば450円、いや400円でもおかしくない内容なので、厳しめの評価です。
窓際のテーブルで市場本通りを見下ろしながら食べると、この界隈の食堂やそば屋さんとはちょっと違った雰囲気を味わえそうなお店です。
所在地:那覇市松尾2丁目
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2007年10月23日火曜日
那覇市・レストランちどり・沖縄そば
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