■ てぃしらじそば ■
「沖縄そば」
500円
価格の満足度 ★★★★☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★☆
総合 ★★★★★
首里駅と儀保駅の間、モノレールが通る県道沿いにある、首里の観光ルートからは外れた場所にあるお店ですが、トラディショナルな沖縄の大衆食堂的でなく、さりとて赤瓦の民家改装でもない、新都心の「てぃーあんだー」に通じる、現代的感覚のクールな雰囲気のお店です。
お店の看板(というか、壁に直接ペイントする沖縄流の看板)だけは、いかにもオーソドックスなそば屋的ではありますが、洋菓子店のような店構えのドアを入ると、そこもまたオシャレな空間でした。
休日ということもあり、店内には家族連れの姿が目につきましたが、そば屋という雰囲気とはどこか違った感じはファミリー受けすねのかもしれません。観光客の姿もありました。
さて入ってびっくりしたのは、本当に懐かしい30年以上前のAMラジオが置いてあったことでした。実は全く同じモデルで色違いの黄色を大学の下宿生活で使っていたのです。
このラジオは、ドーナツ型をしたリングの一番太い部分が切れ、全体をS字型からO字型まで捻れる構造になっていて、断面にチューナーのダイヤルとスピーカーがついているという斬新なデザインで、今でも通用するデザインなのではないかと思います。とてもいい感じです。
それからもうひとつ。これまた久しぶりに対面したのは商売繁盛の守り神「仙臺四郎さん」。小さな版画状の絵が額に入って立てられていたのですが、特に東北・仙台のお店ではよく見かけた四郎さんと、まさか沖縄で再会するとは予想もせず、びっくりしたのでした。
そばのメニューは「沖縄そば」のみ。あとは喫茶店メニューです。それでいて麺は自家製麺のしっかりコシとモチモチ感の粘りがある、少し色黒の縮れ角平麺。「てぃーあんだー」に近い麺は、ズッポリとワタシのツボにハマリました!最高です。
ダシはカツオの風味が先に香る、カツオ+トンコツ系でしょうか。上品な薄味に仕立てられていていいのですが、欲を言えばあと少しだけ、味の深みが欲しいかな~。
トッピングの三枚肉も、おざなりに作られたものでも市販の既製品を使ったものでもない自家製のようで、これまた実にいい味でした。
首里中学前の交差点から儀保方面へ、モノレールの支柱が立つ道路の左側の歩道を下ってゆくと、あります。
所在地:那覇市首里汀良町1丁目
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2007年10月20日土曜日
那覇市・てぃしらじそば・沖縄そば
投稿者 Village-Organizer 時刻: 23:18
ラベル: 那覇市首里汀良町1丁目
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