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2007年11月16日金曜日

【そば廃止】 那覇市・Pareo・そばセット

Pareo・そばセット■ POOL&DARTS Pareo ■
 (ソーキ)「そばセット」
  500円

 価格の満足度:★★★★★
 麺の満足度 :★★★★☆
 ダシの満足度:★★★★☆
 総合    :★★★★☆

 実は、沖映通りのそば屋さんへ行こうとして、通い慣れた「沖縄そば博物館」への道を久しぶりに歩いていると、久茂地小学校の斜め向かいあたりの何やら見慣れぬところに、見慣れぬ白地の幟が立っています。

 『パレオのそば』

Pareo・外観 ん??パレオ?パヤオ(岩礁の名称)だったら知ってるが・・・とよく見れば、『そば』というオレンジ色の文字が踊っているじゃ~ありませんか(^^)、これは一大事!すぐさま駆けつけて歩道上の立看板を見ると「パレオのそばセット」。

 そーきそば・ジューシー・つけもの・コーヒーorティーに、ふーちばサービス!!で500円と書いてあるので、これは予定を変更して立ち寄るしかないと、立看板の奥の階段を2階へ上がり、ドアを押してビックリ!

 まだ誰もいないホールのようなお店の中央には、何とも「そば屋」には似合わないビリヤードテーブルが、壁際にはスロットマシンやダーツマシンが置かれ、カウンター席もどこか「そば屋」としては異形。

Pareo・店内 広めのテーブルにつき、水を運んできた女性に「何だか場違いなところに入っちゃったかな?(^^;」と口走ってしまったのでしたが、ちゃんと「そば」やってますとのこと。但し、昼の部でやっているのは「そばセット」のみ。夜はお店の看板にある「POOL&DARTS」のとおり、ビリヤードやダーツに興じながらオシャレにカクテルを楽しめそう(もちろんオリオンも泡盛もあるんでしょう!)なお店です。

 不思議なお店だなあ・・と思ってメニューを見せてもらって、お店のコンセプトがようやく飲み込めました。オーナーが「そば」に特別のこだわりと愛着をお持ちのようです。

 そのセットの中心に座る「ソーキそば」。ダシはカツオの香りがほのかに漂う、カツオ+豚系のようです。なかなか上品な味に仕上がっていますが、僅かに塩分が濃い目でしょうか。これは、若いオーナーのそば屋さんに共通の課題かもしれません。

 麺はやや細めでもしっかりコシとツルツル感がある平角麺。これぞ亀濱の麺だろうと尋ねると、『見抜かれてしまったか』と思ったか、「はい、そうです(^^;」と答えながら何やらバツの悪そうな女性店員さんでした。この方はオーナーのパートナーかもしれません。

 ソーキはやや小ぶりで骨付きではないのですが、本ソーキの骨を外して肉の部分だけ煮込んでいるのかも。しっかり煮込まれていましたし、いい味でした。フーチバがかなりの分量別皿に盛られてきましたが、これは大好物なので、まだ熱いダシに全部浸け付け込みシンナリとさせて風味を出し、おいしくほろ苦さを味わいました。

 ジューシーは『脇役は早く退場!』(^^;てな感じであまり味わうこともなく口に運びました。あくまでもメインは「そば」ですから。食後にはアイスコーヒーかアイスティーがつきます(しかも飲み放題)ので、これで500円というのはものすごくオトク感がありますね。ということで価格満足度は満点、総合も★4つです。

 それから、沖縄そば巡り史上初の「替え玉」100円にお目にかかりました。

 尋ねてみると、今月(2007年11月)に開店したばかりのお店だそうです。なるほど、これまで見かけなかったはずです。

[2013/7/6追記注:現在、お店は営業を続けていますが、そばはメニューからなくなったようです。]

所在地:那覇市牧志1丁目

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