■ 店名不明 ■
「ソーキそば」
600円
価格の満足度:★★★★★
麺の満足度 :★★★☆☆
ダシの満足度:★★★★☆
綜合 :★★★★☆
那覇高校の交差点から、検察庁や裁判所がある方へ坂を上ったところにある、看板もないテントに屋号も書いてない実に目立たない地味な食堂で、「沖縄そば」の幟がお店の前に立っていなければ、見落としてしまいそうです。
その引き戸も飾りガラス・すりガラスがはめられているために中が見えず、「やってるのかな?」という感じでしたが、近寄ってみると小さな「営業中」の札が引き戸の取っ手のところに下がっていたので引き戸をあけると、それほど広くないお店ながら、お客さんが5人いらっしゃいました。壁に貼られたメニュー札には「当店のおすすめ!ソーキそば600円」と書かれていたので、つられて注文してみました。
さて、出てきた丼を見てびっくり。これ大盛ですか~??普通のお店の倍くらいありそうな麺が山のよう盛られ、その上には「高良」に負けない迫力の、堂々たる本ソーキが3つ乗っています。麺は定番の普通の平角麺でしたが、食べても食べても量が減らない感じが、最初はあります。沖縄そば博物館の「麺そーれ」の三枚肉そばの大盛:300グラム以上あるのではないでしょうか。しかし、ここでへこたれてはいけない(^^;ので、負けずに平らげました。
食べながら、調理場のおかみさんの「ここの麺は大盛りですね~!」と声をかけると、お客さんは常連さんばっかりで、「皆さん大盛でって言うから最初から大盛で出してるんですよ。」とのことで、しかも常連さんたちのためにこのお値段でも頑張って本ソーキを使っているのだそうです。すごい心意気です。コストパフォーマンスがいいですね。
ダシは豚+カツオでしょうか。「若松食堂」の味に少し似た家庭料理的に少し醤油が利いた味で、これもおいしいです。ソーキの煮込み方も十分で甘すぎず辛すぎず。隠れた大衆食堂名店に、久しぶりにめぐり合った気がしました。
お店の中にも外にも屋号が掲げられていないので確認できなかったのですが、軒先のテントの内側に消えかかった「はらぺこ」という文字がかろうじて読み取れました。このお店の屋号なのか以前のお店の屋号なのかわかりませんが。
所在地:那覇市樋川1丁目
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2007年11月9日金曜日
那覇市・(屋号不明:はらぺこ?)・ソーキそば
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