■ 沖縄食堂 ■
「ソーキそば」
650円
価格の満足度:★★☆☆☆
麺の満足度 :★★★☆☆
ダシの満足度:★★☆☆☆
総合 :★★☆☆☆
前回帰宅した時に、「沖縄食堂」という大きな看板が藤崎八旙宮の近くに掲げられているのを発見し、これは何をおいても足を運ぶべし!と心に決めて、今回の帰宅では、沖縄そば探訪の自己規制ルール(なんじゃぃ、そりゃ?(^^;)に従って、自宅から片道1時間20分の往復を歩いて食べに行ってきました。とにかく歩いて行ける店を原則にしていますので、那覇のアパートから首里城まで歩くのも、自宅から熊本城まで歩くのも、距離はそれほど変わりませんから、ひたすら歩く・・・ということで。
火の国熊本にあっても店内に入ると三線の音色が流れて、ここは沖縄さー、という雰囲気たっぷりでした(^^)。
メニューを見ると沖縄の大衆食堂にはまず見当たらない「鶏唐揚げ」と「さばの塩焼」があるのが愛嬌ですけど、原材料の仕入れを考えても、ゴーヤチャンプルーくらいはあっても良さそう。
カウンターに置かれている一升瓶も、泡盛と焼酎が混在しているところが徹しきれないところかな~。また熊本人の気風的には「な~んな!焼酎も置いてなかかっ!」と、酔うにつれカラむ向きもいらっしゃいそうなので、置かざるを得ないと見ました、J2に昇格すると「ロッソ熊本」のユニフォームからは抹消されそうな「白岳」が。
さて期待と不安で頼んだ「ソーキそば」。まず出し方のプロトコルから那覇のそば屋とは異なり、敷き皿の上に丼が乗りレンゲがついていました。それから123軒目の「あかさたな」で初めてお目にかかった「刻み白ネギ」のトッピングが、ここにも。
ソーキそばですが、トッピングは軟骨ソーキ。これはよく煮込まれていい味出してましたね。それから麺は那覇でも定番の平角麺。那覇でも最も多いそこそこコシがあって可もなく不可もなく、という例のタイプですから、これは沖縄産、「オキコ」か「サン食品」あたりかと思い尋ねてみると、案の定沖縄から送られてきているのだそうですが、意外にも「亀濱」の麺だそうです。
そういえば亀濱の製造元直営「亀かめそば」のモチモチした感じではなく、こういうツルツルタイプの亀濱麺もありましたっけ、公設市場近くの「田舎」には。ということで 亀濱麺+軟骨ソーキ=ソーキそば という方程式の「田舎」と同じコンセプトのようですね。但し「田舎」は、これで350円。
課題はダシです。トンコツラーメン大好きな熊本の皆さんに合わせて、トンコツ系のこってりダシにしているのかと思いきや、やや中途半端。最初は豚+カツオかと思ったのですが、よくよく味わうとそこまであっさり系ではなく、やや濁っているところを見ても、トンコツも入っているのかも。
それから、醤油か塩のどちらなのか、いずれにしろ塩分が少々強過ぎました。それだけに、食後「さんぴん茶」がついたのはうれしいご配慮でした(^^)。
熊本で沖縄そばが食べたくなった時に足を運ぶには、いいお店だと思いますが、ランチタイムとはいえ、もっと沖縄メニューを増やして欲しいものですね。ポーク卵、フーチャンプルーくらいなら、すぐにでもできそうな気がしますけれど。
追記:2008年1月にお店の前を通ると、沖縄食堂の看板は外されて、別の「アグー肉のしゃぶしゃぶ」のお店に変わっていましたので、同じ沖縄料理の範疇とはいえ、「沖縄食堂」は閉店したようです。何だか残念・・・。
所在地:熊本市南坪井町
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2007年11月11日日曜日
【閉店】熊本市・沖縄食堂・ソーキそば
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