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2007年11月18日日曜日

那覇市・あしびうなぁ・沖縄そば

あしびうなぁ・沖縄そば■ あしぴぅなぁ ■
 「沖縄そば」
  600円

 価格の満足度:★★★☆☆
 麺の満足度 :★★★★☆
 ダシの満足度:★★★★★
 総合    :★★★★☆

 本日2軒目は、首里駅から首里城方面に続く「龍潭通り」から、沖縄県立芸術大学の方に入ってすぐのところにある、「あしびぅなぁ」です。

 外観からしてヤマト方面からの観光客の皆さんに受けそうなお店なので、これまで少々敬遠してきたのですが、今日は小雨混じりの天候が落ち着いた雰囲気を醸し出していたので、フラフラッと立ち寄ってみました。

あしびうなぁ・外観 古い民家に見えますが、玄関先にあった「古そうに見えて新しい作り物とすぐわかる」看板によれば、美里御殿を復元した建物なのだとか。結構手が見込んだ復元をしてなかなか落ち着いた雰囲気ですし、庭園を眺めるオープンテラス席があってこれは気に入りました。

 そのオープンテラス席に陣取って、霧雨に濡れる枯山水のような雰囲気に仕立て上げられた庭園(沖縄の歴史には、枯山水の庭園はないと思うのですが?)を眺めると、なかなかいい時間を過ごせました。

 注文したのは「沖縄そば」。メニューには「定食」しか記載されていないのですが、例の「あやーのそば」の1000円定食に懲りて「単品ありますか?」と最初に尋ねると、「ありますよ」とのこと。

 沖縄そば。麺はかなり太めです。最初に口に運んでびっくり!「これ、ラーメンと違うか??」まるで札幌ラーメンのようなシコシコ・ツルツルと強烈なコシの強さ。このツルツルは、間違いなく卵がつなぎの入っているのだと思い尋ねてみると、卵白を使っているとのこと。

あしびうなぁ・店内 ついでに「自家製麺ですよね?でも変わった麺ですね?」と尋ねてみると、「はい、琉球新麺ですから。」と。おお完璧にラーメンじゃないの、それって。私のアパート近くにもある「通堂」というラーメン屋さんが、「琉球新麺」を看板にラーメンを出しているのです。

 で、「じゃあ、通堂さんの?」と聞けば「はい、そうです。一緒に麺を仕込んでます。」とのこと。そういえば首里のご近所も、儀保駅前の交差点から儀保大通りを少し進むと「通堂」の店がありますね。

 これ、沖縄そばなんでしょうか??という思いはあったとしても、元来はラーメンと沖縄そばはほとんど同じ。ということで、細部にこだわりは持たずに、とてもおいしくいただきました。こういう麺って、やっぱり好みなんです(^^;。

 おっとと、ダシはカツオ+豚系でしょうか。これも上品で本当にうまい、少し薄めで物足りないと思ってしまうかもしれないほど澄んで上品なダシです。トッピングは、やや小ぶりの三枚肉が4枚とカマボコ2枚が乗っていました。

所在地:那覇市首里当蔵町2丁目

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