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2007年12月12日水曜日

那覇市・ライラ・ソーキそば

ライラ・ソーキそば■ ライラ ■
 「ソーキそば」
  630円

 価格の満足度:★☆☆☆☆
 麺の満足度 :★★☆☆☆
 ダシの満足度:★★☆☆☆
 総合    :★☆☆☆☆

 「三角屋」の隣にある、一見すると沖縄そばには全く無縁と思ってしまいそうなお店で、「舞台と地料理」を看板にしていますが、沖縄そばもちゃんとメニューに載っています(^^)。

ライラ・国際通り側外観 むつみ橋交差点を挟んで、国際通り側と沖映通り側の両方に、地下のお店への入口があり、たまたま別のお店に行こうと思って沖映通り側の入口前を通りかかると、お昼のメニューが書かれた立看板の「そば」という文字が目に入ったのでした。

 意外に思ったものの、「そば」があるなら選択肢は『入る』しかありませんね(^^;

 しかしお店に入ってみると、船室のようにコーディネートされたインテリアと「そば食い」とは全く場違いなステージと客席があるホールのようで、看板にあるとおり「舞台」をウリにしたお店のようです。

 お店のサイトの解説によると、琉球王朝時代にイギリスから航海で来訪した「ライラ号」の船内をイメージしているのだとか。日本史の教科書にはまず出てこないお話です。

ライラ・店内 以下「ライラ」のサイトから引用です。

> 店名の『ライラ (Lyra)』とは、1816年にイギリスから琉球王国に調査にやってきた『ライラ号』という帆船の名前から命名されました。
> このライラ号を率いた若き艦長『バジル・ホール』は琉球で見聞した出来事や人々を詳細に記録し、帰国して『大琉球航海記』(または『朝鮮・琉球航海記』)を出版し、この本は当時ベストセラーになります。

 とのこと。

 お昼時にはレストテラン風に営業して「そば」も出していますが、夜は入場料を取ってステージでのライブ演奏を楽しみながら琉球料理を味わえるのだそうで。

 そのお昼時の店内には、お客さんはほとんど見当たらず「大丈夫?」という感じでした。しかし、ステージ奥にある大スクリーンには夜のステージのビデオが流されていて、琉球舞踊や民謡ばかりでなく、若い沖縄のミュージシャン・アーティストたちも登場しているようなので、きっと夜は人気スポットになっているのでしょう。

ライラ・沖映通り側外観 ところで「そば」です。麺は丸に近い角麺で宮古そばの麺のようでした。ところが残念なことに柔らかくコシが抜けています。それからこのロケーションにあって「ソーキそば」が630円なら、案外安いゾと思ったところ、出てきたのは本ソーキよりも安価な軟骨ソーキが2片乗った「軟骨ソーキそば」。それもかなり小さなものでした。

 ダシはカツオ+鶏+豚ベースだと思いますが、たぶんメーカー製のダシにちょっとだけ手を加えたような感じで、食べた後に何となくネトッとした味が口に残ります。それから塩分がかなり強め。

 ということで、「そば」に関しては辛めの評価になってしまいましたが、夜のステージを楽しむのは面白そうです。

所在地:那覇市牧志2丁目
お店のサイト:http://lyra21.com

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