■ 夢の舎 ■
「ソーキそば(小)」
750円
価格の満足度:★★★★★
麺の満足度 :★★★★★
ダシの満足度:★★★★★
総合 :★★★★★
北部方面に出かけたので、うわさに聞いていた「夢の舎」に足を運びました。足を運んだ方から聞いた話では、ゴルフ場の中を突っ切って行くので場所がわかりにくかったとのこと。
Googleマップでそれと思しきあたりを調べてみると、「沖縄本部グリーンパークゴルフ」というゴルフ場の中を、確かに細い道が突っ切っています。お店が掲載されているサイトの地図と見比べて、事前にしっかり場所を記入した地図を準備して、いざ訪問!
本部港を過ぎ、国道505号線から「美ら海水族館」へ曲がる交差点を、水族館とは反対側に曲がる角には、その「沖縄本部グリーンパーク」の看板が立っていて、この道に間違いないと確信して曲がり、巨大な本部町民体育館の前を過ぎてすぐ、左斜め下へ下る道への角に、「夢の舎」の小さな案内看板が出ていました。
案内看板は100メートルおきくらいに曲がり角などの要所に立っているので、見落とさずに行けば何とかたどりつくことができます。到着したのが11時開店の直後のせいもあり、林の中の一軒家風のお店は人の気配がしないほど静かでしたが、営業中の札が出ていたので一安心。
そうしているうちに、「こんな山の中まで、はるばるおいで下さって、ありがとうございます~。」と、オーナー夫妻の夫人が門まで出迎えに来てくれました。
お店は、本当に古い民家を改装していて、畳の上を蟻がせっせと歩き回り、戸がすべて開け放たれた部屋を少し強い風が吹き抜けてゆきます。本当に懐かしい古びた田舎の家の匂いがして雰囲気は抜群。但し、座布団をまくると下に蟻の大群がいたりしますので、虫さんたちとおつきあいするのは御免です、という方にはちょっとお薦めしにくいかな~。
食前の待ち時間に、自家製の豆乳と島豆腐の小皿が登場。さらに塩のきいた「そば」の空揚げも出てきて、『こりゃ~、一杯やりたくなるなぁ(^^;』。
いよいよ来ました。そばだけではなく「おから」の炒り煮と無着色の大根の漬物も一緒です。さて、ダシはカツオ+豚+コンブで醤油の色合いがかなり強いです。「花そば」の濃さに似ています。それでいて実に味わい深い手作りの混じりっ気のない味は、「いれい家」のダシも思い出しました。
麺は手打ちの自家製で、ガジュマルの木灰の灰汁をつなぎに使っているそうです。「御殿山」の「胚芽そば」の色調に似ています。少し縮れて粘りがあり、大東そばのようなモチモチした感じとはまた違ったコシの強さがあります。これはいい!本当にいいです。一番好みのタイプの麺です。
トッピングのソーキも骨離れが良く、味もいいですね。惜しいことに紅ショウガは最初からトッピングされて来ましたが、量が少なかったので、ダシの味に影響しないよう、いの一番に口に放り込んでしまいました。
価格は750円とやや高めの設定ですが、豆乳・島豆腐・揚げそば・おから・漬物といろいろついてこのお値段なら、文句はないでしょう。ただ小皿・小鉢をすべてなしにした単品で100円安く・・てもいいのかなと感じます。それから、同行者が食べた大と小の量にはかなり差があると見ました。価格差の50円はちょっと疑問で100円差があってもいい量の違いに感じました。。
とはいえ、この内容この味で、文句なく満点です。
所在地:国頭郡本部町古島
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2007年12月21日金曜日
国頭郡本部町・夢の舎・ソーキそば
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