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2007年12月25日火曜日

那覇市・となき屋・そば

となき屋・そば■ となき屋 ■
 「そば」
  300円

 価格の満足度:★★★★★
 麺の満足度 :★★★☆☆
 ダシの満足度:★★★☆☆
 総合    :★★★☆☆

 久しぶりに松山~前島方面のお店です。「若松食堂」もある若松公設市場のビルに入っているお店で、前回訪問した時には『都合によりしばらく休業します』と貼紙があって断念したのですが、日が経過して再開していないか様子を探りに行ったところ、やってました(^^)

となき屋・外観 オーナーが渡名喜村の出身なので「となき屋」だと、あるサイトにお店の紹介がありましたが、お店に入ると年配のおかあさんが、一人で厨房から近所(たぶん、市場のあるビルの中)への出前まで切り回していました。

 「ソーキそば」を頼んで待っている間、店内を見回していると、後から来たお客さんが注文しても、おかあさん少々お耳が遠いらしく、声が聞こえないことがあるようでした。

 さて、カウンター席の向こうにはすでに麺が入った丼が2つ、スタンパッていましたが、おかあさん、もう一つそばをほぐして別の丼に。それからダシを暖め、トッピングを施すと、他の先客のそばだろうと思っているとなぜか待っている先客を飛び越して真っ先に私の前に。しかも「ソーキそば」を注文したはずが、三枚肉と赤み肉が乗った「そば」らしきものが出てきてびっくり。

 注文違いはお耳の遠さゆえ、聞き取りにくいといわれることがある私の声の「そば」だけが耳に入ったのか、あるいは先客の「そば」調理にかかったタイミングで私が注文したので、私の分まで一緒に「そば」になったのか。しかし食べ始めた時点でも私はまだ、『この店では、これがソーキそばなのか??』と半信半疑状態だったのでした。

となき屋・店内 飛び越された先客の注文は、どうやら肉野菜炒めを乗せる「肉野菜そば」だったようで、「そば」を出した後、おかあさんは野菜炒めの調理に取りかかっていました。いつぞやの「はごろも食堂」の「ナビィの恋」で味わった、後から来たお客さんに追い越される待ち時間の長さを、つい思い出しました。

 麺は平角麺で少し縮れています。スーパーでよく見るオキコ(沖縄製粉)製の麺に似ているような。でも、業務用向けか無印刷のビニール袋から麺を出していましたので、どこの製麺所・メーカーかは不明です。いずれにしても、普通に出てくる多少コシも感じられるタイプです。量はかなりの大盛りでした。

 ダシも業務用と見ましたが、ダシをすすった後の変な残りはほとんどありませんでした。

 さて、食べ終わって500円の「ソーキそば(?)」のつもりで500円玉を出すと、「ありがとうございました」と、おつりが200円戻ってきます。『えっ!?』

 『これで300円、安い!』と『「ソーキそば」じゃなくて「そば」だったのか』の両方の意味で『えっ!?』なのでした。それでも何だか得をした気がしました(^^)

 お値段の満足度は文句なく★5つ。お味は★3つの平均的なところで。

所在地:那覇市松山2丁目

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