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2008年1月7日月曜日

【移転】 那覇市・風彈・そば

風彈・そば■ 風彈 ■
 「そば」
  600円

 価格の満足度:★☆☆☆☆
 麺の満足度 :★★★★☆
 ダシの満足度:★★★☆☆
 総合    :★★★☆☆

 国際通りの県庁側の入口から、「奇跡の1マイル」を数百メートル進んだ、「松尾消防署通り」との交差点付近にあるお店です。入口正面には琉球石灰岩(サンゴが推積して石灰化した一種の石灰岩)で作られた、玄関正面に壁のように立っている沖縄伝統の「ヒンプン」が据えられて、なかなか高級なお店のように見えましたが、一歩足を踏み入れると、大衆酒場か居酒屋かという懐かしい雰囲気が漂っています。[2013/7/6 追記注:現在は移転して国際通りには面していません。国際通りと松尾消防署通りとの交差点から、久茂地小学校の方へ50メートルほど入った場所に移転しています。]

風彈・外観 事実、夜は居酒屋モードで営業しているらしく、壁に掛けられたホワイトボードには鮮魚類を素材にしたメニューが豊富に書かれていました。

 国際通り沿いの食堂・そば屋を回り始めて感じるのは、昨今出来た「スタバ」などは別として、昔からの雰囲気そのままでやっている飲食店が実は大半を占めているようだ・・ということです。この「風彈」も、外観が醸し出す雰囲気と内部の雰囲気に結構なギャップがあって面白いですね。

 壁にはいろいろな方の色紙が張り巡らされていて、国際通りという立地ならではの客層の広さを感じさせてくれました。その周辺には居酒屋モードの泡盛ボトルもズラリと整列していて、夜はさぞ賑わっているのでしょう。

風彈・店内 「そば」の麺は、平角麺というよりも幅が狭い縮れがかなり入った平麺です。だからといってコシが抜けることなく、しっかりしているこの麺は、なかなかいい線を行っているのでは・・と感じました。年末・年始の10日ほどのブランクを置いて年明け最初の「そば」だったために、沖縄そばの“ラマダン明け”で、おいしく感じたのかもしれませんが・・。

 ただ、価格対比での量の少なさは「国際通り価格」なのでしょう。「ソーキそば」800円はさすがに高いので注文を控え、お手頃価格の「そば」にしたのですが、まかい(そば食いの丼)のこの小ささと分量は、いかにも高いという印象を否めません。トッピングも、ほんとに小さい三枚肉片が2つと沖縄カマボコ斜めスライスが2片だけでした。

風彈・店内 さて、迷ったのはダシです。あっさり味のカツオ+コンブ系がベースで、後に残る感じは少ないと思いつつ、ダシが少し冷めた後にススってみると、後で水を飲んだ時に何か甘さのようなものが残る味かな?という気がしたのでした。総合では、麺のレベルの高さとダシの「もうちょっと感」、それから価格が高過ぎ?という部分を総合すると、何とか★3つの標準的なところでしょうか。

所在地:那覇市久茂地3丁目

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