■ ボロジノ食堂 ■
「そば(中)」
500円
価格の満足度:★★★★☆
麺の満足度 :★★★★★
ダシの満足度:★★★★☆
総合 :★★★★☆
お昼休みに足を運べるお店の距離としては極限に近いので、訪問をためらっていたお店ですが、気温が下がって風も少し強めで、毎時7キロ弱のフルスピードで歩いてもそれほど汗をかかない条件が揃ったところで、片道1.6キロの道のりを訪問してみました。
久茂地川沿いのモノレールに沿って北上し、美栄橋駅の手前から前島~天久の新都心へ続く道に入って橋を2つ越え、ようやく着いたのは「ボロジノ食堂」。“献”の大きな青い文字が外壁に描かれて目立つお店ながらも、店内は奥の厨房とその手前に壁側を向いて背中合せになるカウンター席が7席あるだけの、非常に小さなお店です。(現在は、泊高校から少し58号線寄りにあるファミリーマートの2軒隣、泊埠頭に面した場所に移転しています。)
「ボロジノ」というのは大東島のことで、かつて島の近くを通りかかったロシアの御方が勝手に付けた名前だそうですが、当時まだ大東島は南北ともに無人の島でしたから、現在に至る歴史の中で、領有権問題に発展していなくてよかったよかった(^^;。
そしてお店のオーナーが大東島のご出身(南北どちらかは不明)なので、出身地に因んだ屋号にしているそうです。
運よく席が1つだけ空いていたので陣取って「そば」を注文しました。壁に貼られているメニューのお値段が上貼りで最近修正された形跡がありますが、小麦の値段がこれだけ高騰してはさぞ大変なことでしょう。50円程度値上げしたのかもしれません。
さてそばが・・・と思ったら、「お客さんでしたかね、そば?」と、確かめてからそばを置くおかあさん。僅か7人のお客さんのうち3人は既に食事中でしたから、残った4人の注文内容も覚えきれないの~・・・?とちょっと心配でしたが(^^;、「そばの中ですよ、間違いないですよ」とお返事をして、食べにかかりました。
ダシは豚+カツオ系でしょうか、トッピングの卵焼きの油臭さと紅ショウガの味がじゃまをして判別が難しくなってしまいましたが、コクがあってしっかりした味です。
トッピングはその卵焼きと三枚肉1枚と煮崩れた?軟骨ソーキのような肉が1片に紅ショウガ。個人的には卵焼きのトッピングはちょっと苦手かな。
麺は太い平角麺で、「大東そば」の麺にどこか似ているような感じもしますが、大東島の風土がそうさせるのでしょうか??
モチモチ感と粘りのある素晴らしい麺です。
それから「大東寿司」という、八丈島から移住した方々が伝えた名物があるとのことだったので、2つ食べてみました。サワラやマグロを独特のタレに漬けてから握り寿司にしたものとのことで、これもおいしかったです。
総合は満点といきたいところながら、紅ショウガと卵焼きでダシの味が濁ってしまっていたので、★1つ減の★4つということで。
所在地:那覇市泊1丁目(現在は、泊3丁目に移転しています。)
2014/1/28追記:2014/1/18 移転後の泊港沿いのお店の前を通りかかったところ、お店の看板が見当たらず。Google Mapのストリートビューでは、店の向かいのガードレールが切れているところまで歩いたのですが。
閉店したようです。
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2008年1月18日金曜日
【移転後閉店】 那覇市・ボロジノ食堂・そば
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