■ あじゃず ■
「三枚肉そば」
580円
価格の満足度:★★★☆☆
麺の満足度 :★★★★☆
ダシの満足度:★★★★☆
総合 :★★★★☆
浦添市境に近い、安謝新港への幹線港湾道路沿いにあるお店で、58号線から入るには市界の安謝川を通過する高架橋ではなく、手前から側道に降りたうえで安謝の交差点を港の方へ曲がります。
すると200メートルほどですぐ左側に、ちょっと見には倉庫のような平屋の建物が見えますが、道路沿いには「あじゃず」の大きな文字が書かれた看板が立っているのですぐにわかるでしょう。
とても大寒前の日とは思えない陽射しと気温の中、アパートから歩くこと1時間少々、汗びっしょりでたどりつくと、軽快なアコースティックサウンドのジャズが迎えてくれました。店内には観葉植物がジャングルのように置かれて、トロピカルな雰囲気を醸し出しています。
一人なのでカウンター席に陣取り、ふと視線を上に上げると、ジャズプレイヤーたちを摸したミニチュアの人形が棚の上で楽器を奏でているように見えました。
とはいえ注文はディープに「三枚肉そば」(^^;。「けんぱーのすばや」ほどではありませんが、注文をするとほとんど待つ感覚がなく、すぐに出てきました。この速さはすごいです。
麺はオーソドックスな平角麺タイプですが、ややモソモソ感を感じてしまったのは、ここしばらくモチモチ・ツルツル系の麺や、自家製の生麺がたまたま多かったせいでしょうか。
しかしながらこの麺はこの麺で、モソモソを感じさせながらもかなり強いコシがある硬めの仕上がり、あっぱれです。お店を出る時にレジ横に置いてあった折り畳みのリーフレットを手にして読むと、こちらの麺は自家製麺だそうで、なるほど・・でした。もう少しコシがなくて柔らかい仕上がりだったら、市販のメーカー品だと思ってしまったかも・・・。
ダシはトンコツ+コンブ?のあっさり系でしょうか。なかなか透明感があっていいです。飲んでも残りがなくスッキリと切れます。ただし塩分は若干強めのような気がしました。
トッピングの三枚肉は他店のものとはタイプが違い、極めて薄切りでチャーシュー的とでもいうか、燻したような香りも感じられる完成度が高いものが4片と半分乗っています。しかし、例えば野性的な「山原そば」の三枚肉の厚さからすると、あじゃずの三枚肉を2~3枚重ねてようやく同じくらいの重さかもしれません。
でも、沖縄そばとジャズの取り合わせは、実にいい雰囲気でした。
所在地:那覇市曙2丁目
Translate
2008年1月20日日曜日
那覇市・あじゃず・三枚肉そば
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿