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2008年1月29日火曜日

那覇市・ハイウェイ食堂・ソーキそば

ハイウェイ食堂・ソーキそば■ ハイウェイ食堂 ■
 「ソーキそば」
  600円

 価格の満足度:★★☆☆☆
 麺の満足度 :★★★☆☆
 ダシの満足度:★★☆☆☆
 総合    :★★☆☆☆

 那覇市内中心部の国道58号線沿いには24時間営業の食堂が何軒かありますが、その一つ「ハイウェイ食堂」は、松山交差点からさらに数百メートル北上して「ロイネットホテル」とパチンコ屋「サンシャイン」の間にあります。歩道に面したお店の窓にはメニュー札がビッシリと張り出され、その品数の多さはすごいです。

ハイウェイ食堂・外観 家庭料理の店という看板を出していますが、ステーキ200gのセット1100円と安くてボリュームもある定食メニューが売りのようですね。それから『二枚看板』として名護から直送をうたう「名護そば」という看板も出しています。

 国道は車の通行が多いながら、歩道を歩く人は実に少ないお昼時の店内、しかしどこからこれほどの人が集まったの?と思うほど、結構広い店内はお客さんで一杯です。駐車場がどこにあるのかわかりませんでしたが、車での来店が多いのでしょう。

 その店内に入ると元はクラブかスナックか?と見まごうきらびやかな照明と内装で、天井や壁は食堂らしからぬ雰囲気が漂っていますが、活気ある食堂です。ただ、広い店内の推定座席数50~60の7割ほどが埋まっているのに対して、厨房を除くと2人しかいない店員さんは、猛烈な忙しさ。お店に入ったのに気がつかない、声をかけても「ちょっと待ってください・・」で、この応対のまずさは気になります。

 お客さんが集中するお昼時の忙しさはわかりますが、殺気立った表情で「ちょっと待って・・」と言われると、いい気分はしないもの。しかし目的は「そば」ですから、ジッと我慢し、やっとお冷が出てきたところで注文です。そば類は「ソーキそば」「てびちそば」といった定番のほか、「ゆしどうふそば」「中味そば」「やさいそば」「ふーちばーそば」に変わったところで「えび天ぷらそば」というものまでありました。

ハイウェイ食堂・店内 麺は名護の平麺と細麺から選べるとのことだったので、名護から直送の平麺でソーキそばを注文しました。ところで、「名護そば」の看板にメニュー札の貼り方や品数の多さ、名護直送の麺など類似点が多いのが「一銀食堂」。ネット上で調べると同じ系列の店では?という情報もありましたが、そうなのかもしれません。

 さて注文してしばらくすると、後から入ってきたお客さんに店員さんが「20分ほどかかりますよ」と話しているのが聞こえてきました。改めて周囲を見回すと、陣取った店内中央にあるカウンター席の隣の方も、じっと新聞や雑誌を読んでいますし、テーブル席でも待っている人が多いようです。奥の厨房が覗ける場所だったので厨房をよく見ると、汗びっしょりになりながらチャンプルーやってるおかあさん一人と、調理師らしい白い衣装の男性一人のお二人だけ。これでは時間がかかりそうです。

 そこにホール係の店員さん2人も加わって、食器洗いやご飯・味噌汁の盛り付けとトレイのセットを手伝っているらしいのですが、ふと「はごろも食堂」の待ち時間の長さを思い出しました。結局15分ほどの待ち時間で「ソーキそば」が登場。時に12時35分。帰り道は12分ほどかかるのでやや急いで口に運びます。麺は確かに平麺でコシはしっかりしています。

 ただトッピングのソーキは焦げたような油臭さがして、麺とダシから「浮いた感じ」がします。恐らくもっと煮込んだ方がなじむ味になるはずですし、油っ気も抜けるのでは。それから、骨の部分が多くて食べられる肉が少ない気がしました。

 ダシの熱々はいいですね。豚+カツオ系のメーカー品的な味で最初は可もなく不可もないまあまあか・・と思ったんですが、やはり後に引く何かネトッとした感じが、冷めるにつれてだんだん気になり始めて最後はスッキリしませんでした。ということで総合は★2つ。

 夜は居酒屋モードにもなるようで、泡盛のカメが店内に置かれていました。

所在地:那覇市前島2丁目

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