■ おおしろ ■
「そば」
500円
価格の満足度:★★★☆☆
麺の満足度 :★★★★☆
ダシの満足度:★☆☆☆☆
総合 :★★★☆☆
「おおしろ」は、名護市街地の中心部『名護十字路』から少し西寄りの交差点に面した、そば専門店です。しばらく前に訪問した「八重そば」とはそれほど遠くない場所にありますが、前回名護を訪問した際には、お休みで訪問できませんでした。
お店には駐車場がないか尋ねると、「店の前に停めても大丈夫ですよ」(^^;とのお返事でしたが、さてどうしたものか(^^;。
ま、ともあれ何とか車も無事に停めてお店に入ると、開店直後ということもあり先客はお一人だけだったのですが、席に着くと次々にお客さんがやってきて、“シャッター通り”と化している名護中心街では、なかなか元気のあるお店のようです。
店内には名護の夜景というか、電球のイルミネーションで名護城(ナゴグシク)跡がある山の中腹に毎年、京都の大文字焼きのように大きな文字を輝かせた写真が飾られています。沖縄本島北部の中心であるはずの名護市も人口減少と高齢化が進み、一昨年だったか『産婦人科医』が全くなくなるという事態に陥ったくらいなのですが、美ら海水族館への往来で観光客が通過するだけの町から何とか脱却したいという願いを込めた、町おこしとして開催されているのかもしれません。
ちなみに今週末、名護城跡では「桜まつり」が開催されています。
さて、そば専門店ゆえにメニューは至ってシンプルで、「大盛りそば」「そば」「半そば」「子供そば」に、いなりとじゅうしいがあるだけなので、普通サイズの「そば」を注文しました。
登場した「そば」のトッピングは異色。頂上には何と熱を通したらしいレタスが君臨しています。レタスを加熱して食べることはほとんどないと思いますが、これが意外なくらい「そば」に合うのです。ちなみに沖縄では味噌汁の具としてレタスを入れるという場合もあるらしいのですが。
そういえば那覇の県庁近くにある「大城食堂」でも、てびちそばの下からレタスが出て来たのを思い出しました。そしてこれまで訪問したお店でそばにレタスが入っていたのは2軒だけなのに、どちらも同じ「おおしろ」が屋号というのは、何かの偶然だったのでしょうか?
トッピングはレタスのほか、三枚肉1片と本ソーキが1片、それから厚切りのカマボコ斜め切り1切れに、これまた初めてお目にかかる「油揚げ」。薄揚げでも厚揚げでもない中間の厚みで底辺3センチくらいの三角形が1片。なかなかトッピングは賑やかでいいですね。
それから麺は名護の平麺だとばかり思っていたら、そうではなく手打ち風でやや太めの平角麺でモチモチ感もコシもあって、とってもいい麺です。
残念なのはダシ。「山原そば」に負けない熱々のダシの最初の一口はカツオの風味が強く鼻をくすぐってくれたのですが、食べるうちに、例の甘ったるい感じの『口中ベタつきの後残り』がジワジワと押し寄せてきます。この後味もしばらく口から抜けずに、何杯も水を飲みました。
ダシの後残りは私としては大きな減点要因になるんですが、トッピングの豊富さと麺のおいしさを買って、総合では★が何とか3つでした。
所在地:名護市城1丁目
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2008年1月24日木曜日
名護市・おおしろ・そば
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