■ 夕月 ■
「三枚肉そば」
600円
価格の満足度:☆☆☆☆☆
麺の満足度 :★★☆☆☆
ダシの満足度:☆☆☆☆☆
総合 :☆☆☆☆☆
先日、久米大通りを久しぶりに歩いていると、そばの食べ歩きを始めた頃にはなかった場所に「沖縄そば」の幟が立っていて、どうやら居酒屋が昼間のランチタイムに営業を始めたらしいので、訪問してみました。
お店は明らかに居酒屋そのもので、店内もそれらしい雰囲気の内装です。最近改装工事が行われたような感じでしたから、それを機に昼の部も営業を始めたのかもしれません。店内には何かの調理コンクールで受賞したらしき賞状が4枚ほど掲示されていたので、味のレベルはかなり高いのかも・・と、期待は膨らみます。
テーブルにつくと店員さんが「本日のランチは・・お勧めメニューは・・」と説明してくれたのですが、ここで冷たくあしらって(^^;「そばしか、興味がありませんから。」などと口走ったのが、最初の期待感が世界同時株安さながらに一気に暴落した、その後の不幸の始まりになったのかもしれません。
そば類は「三枚肉そば」「ソーキそば」「野菜そば」「肉そば」と揃っていたので、それなりにやっている風ながらお値段がやや高め設定なので、標準的な「三枚肉そば」を注文しました。あえて「沖縄そば」ではなく「三枚肉そば」としているところに興味を惹かれたこともありますが・・。
お店の中は居酒屋ベースですから、隣のテーブルとの間には座った時の顔の高さまで目隠しがあって頭の一部しか見えませんでしたが、入り口横のテーブルから6人連れ男性の賑やかな声が響いてきます。あとの客は、私と後から入ってきた1人だけ。奥の厨房からはチャンプルーしている音が聞こえます。
かなり待つなあ・・と思っていると10分ほどしたあたりでやっとチャンプルー系定食らしいトレイを店員さんが入り口横のテーブルに運び始め、「そば」ならすぐできるだろうという読みの前途に暗雲が・・・。
『ひょっとして、厨房は一人だけでシリアル処理?』
何だかいや~な予感がし始めたところですでに15分経過。店員さんは「鶏のから揚げ定食」らしいトレイでさらに入り口横へ2往復。続いて丼ものらしき定食で2往復。カウンター席の奥で配膳作業をしているのを振り返るように覗き込んで見ていると、ようやく「そば」らしいものがトレイに置かれ、紅ショウガの容器を補充していたので、やっとか・・・と身構えていると、一向にそばはやってきません。
あまつさえ「そば」の“まかい”はいつの間にかトレイ上から姿を消し、後から入ったお客さんの注文らしきご飯と味噌汁がセットされています。・・とその時、店員さんがやってきましたが、そばは運んできません。
「そばなんですけど、100円追加でご飯とサラダがセットになりますが、セットにされますか?」
『今になって聞くな!』と思いつつ「単品でいいです!」と返事したあたりで、イライラ最高潮。
店員さんが戻るとカウンターでは、何だかトレイに一度乗せたサラダらしい皿を戻したりしている様子。
『お~いっ、聞きにくるだけまで「あやーのそば」よりゃマシだけど、何そんな手間取ってるんだよ~・・』
で、20分後にやっと「三枚肉そば」600円也が運ばれてきたのですが、何だ何だ、この「三枚肉そば」は(`ヘ´)。三枚肉そばと称しながらトッピングは、小でりでそれほど厚みのない三枚肉がたった一切れと、カマボコ2枚に刻み青ネギだけ。これじゃ「アサヒ食堂」250円の「沖縄そば」にも劣りますし、「三枚肉そば」では詐称に近いと思います。まさか、「セット」のつもりだったところ確認したら単品なので逆ギレして、三枚肉まで除去したんじゃあるまいね、と言いたくなるようなそんなトッピングです。
おまけにダシを一口すすると、塩辛いことときたら。もちろん、やや甘ったるいような感覚と後に引くネトッとした感じも付随して、言うことなし(逆説的に)。
麺はやや太めの角麺という好みの部類ですが、モチモチ感は少なくてもの足らず。量も少なめでトッピングも小さな一枚肉とあっては、いくら麺が好みの太い部類でも、総合は★なし。
所在地:那覇市久米1丁目
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2008年2月4日月曜日
那覇市・夕月・三枚肉そば
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