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2008年2月6日水曜日

那覇市・えりちゃん食堂・ソーキそば

えりちゃん食堂・ソーキそば■ えりちゃん食堂 ■
 「ソーキそば」
  600円

 価格の満足度:★★☆☆☆
 麺の満足度 :★★★★☆
 ダシの満足度:★★★☆☆
 総合    :★★★☆☆

 昨日の「たまな」同様に、崇元寺通りから少し北に入った場所にあるお店で、おもろまちから下ってくる工事中の都市計画道路(3月末に開通予定)と崇元寺通りとの交差点予定地のすぐ東の路地を北に入ったところにある、これまた目立たない場所にある食堂です。(道路開通の情報源:http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-31045-storytopic-1.html)

 きょうもまた、モノレール・久茂地川沿いに美栄橋駅から牧志駅方面に向かって崇元寺通りに入り、先日訪問した「美ら花」がある「マックスパリュ牧志店」も横目に16分の徒歩。待たされることはないだろうと思いつつも、時間の余裕をできるだけ作りたいのでついつい往路は急ぎ足になります。

 ようやく平年並みの15~6度になって、時折10メートル近い北寄りの強風と時雨が吹きつけるきょうの那覇の町、結構体感温度が低く感じるせいか、防寒着を身に着け寒そうに歩いている人ばかりなのですが、その皆さんを尻目に半袖一枚にタオルハンカチで汗を拭き吹き小走りで歩いている中年オトコは、何とも不思議な姿に見えたことでしょう。

えりちゃん食堂・外観 ドアを押してお店に入ると、なかなか別嬪のママさんがカウンター席向こうの厨房の一角に腰掛けて、お客さんを待っていました。先客は3人。皆さん思い思いにコミック誌を読みながらの食事中のようでしたが、カウンター(6席)のお二人の間には何となく割り込みにくかったので、靴を脱いで座敷へ。

 座敷には小テーブル2つを一緒にした席と3つ一緒にした席がありましたが、2卓合体席にも先客がお一人いらしたので、残った3卓合体席をひとりで占領しました。

 まあ、後からお客さんが来たら、小テーブル1つでも2つでも分離すればいいか・・というつもりでしたが。

 壁には東平安名崎の写真が飾ってあり、もしかするとお店の経営は宮古島の方かな?と思って、注文した「ソーキそば」を待っていると、別嬪のママさんは「かめ食堂」と全く同じように、カウンター向こうに置かれた何やら正体不明の液体をおたまで2つすくって、鍋に入れています。これはもしや業務用の調味エキス・・・なのでしょうか?

えりちゃん食堂・店内 登場した「ソーキそば」は、こちら「えりちゃん食堂」でもやはり、軟骨ソーキそばでした。まずダシをすすると最初はトンコツ+カツオ系のようなコクを感じましたが、次第に何か甘い感覚が少し混じってきて、後口スッキリとはいきませんでした。それほど長時間尾は引きませんでしたが。

 麺は細めの平角麺でしたがツヤとツルツル感もコシもあり、東平安崎の写真の関連もあって宮古そばの麺かと最初思ったので、たまたま隣のテーブルの食器を下げに来たママさんに「このそばは宮古の麺ですか?」と尋ねると、「伊佐製麺所の麺ですよ。」とのこと。

 安里駅から三原方面への「安里橋大通り」を、休日にそばを求めてさすらいながら発見していた伊佐製麺所の名前が出てきて、宮古のそばではないことがわかりましたが、それにしても宮古そば的な、なかなかいい麺です。

 ご愛嬌として、麺に名護そば風の平麺がたった一本だけ混じっていて(^^;、ひょんなことから、伊佐製麺所は名護そばも製造していることがわかりました。製造ラインのどこかで混入したのでしょう。

 トッピングの軟骨ソーキはやや甘めの味付けながら、トロトロ感があっていいです。ただこちらの方がダシよりも、口内に後残りする感じが強かったようです。

 トッピングには錦糸卵も乗っています。いろいろな面でご近所の「たまな」の「ソーキそば」とよく似ていますね。

 メニューに『各そばはジューシー付』とあるとおり、ジューシーが茶碗に一杯ついてきますが、個人的にはジューシーを外して50円ディスカウント、あるいはソーキ1片追加の方がうれしいなぁ・・・。

 ジューシーを、うれしいサービスと見るか頼みもしないコスト&炭水化物(^^;アップ要因と見るかで、価格の満足度の評価は異なりますが、私としては後者の立場から★2つ。総合では何とか★3つでした。

 ちなみに屋号は、ママさんのお名前からきているようで、夜は居酒屋モードで営業しているようです。

所在地:那覇市字安里

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