■ やま川 ■
「沖縄そば」
550円
価格の満足度:★★☆☆☆
麺の満足度 :★★★☆☆
ダシの満足度:★★★★☆
総合 :★★★☆☆
久茂地川と国道58号線に挟まれた一角にあるお店で、お昼も営業しているのはわかっていましたが、「割烹」の看板が出ているのでまさか「そば」とは思わずに素通りしていたお店でしたが、店頭のお昼時メニューのボードをよくよく見れば、「沖縄そばセット」と書かれているではありませんか!
そこでさっそく訪問してみることにしました。これまての教訓があるので、お店に入ってすぐ「そばの単品はありますか?」と尋ねると、感じのいいねーねー(お姉さん)が笑顔で「ありますよ~!」とのお返事。では、その単品・・と頼むか頼まないかのうちに、ねーねーは厨房へ大きな声で、「そば、単品で一つで~す!」とオーダーしてくれる手際のよさ(^^;
メニューが置かれていたので改めて“検分”すると、こちらの割烹の看板はスッポン料理のようで、「スッポンよもぎそば」という変わったメニューがありました。興味をそそられたのですが900円ではちょっと尻込みして、そのまま「沖縄そば」を待ちます。他に、定食やドンブリものを出しているようです。
厨房がよく見えるカウンター席から眺めると、このお店は厨房の動きにとても活気があり、動きにもムダがないのに感心しました。よく考えられている動線と什器の配置、それから慣れた動きにしばし見とれていました。いままで足を運んだお店でも厨房がよく見える店はたくさんありましたが、動きに見とれてしまったのはここが初めて(^^)。
先客で注文して待っている方が6人いらっしゃいましたが、あまり待つことなくそばが登場したのは言うまでもありません。ほんと、手際の良さと機敏さは見事です。
さて、運ばれたのは一風変わった「沖縄そば」。トッピングが定番の三枚肉ではなく、何やらほぐれたような刻んだような肉で、最初は「八重山そば」系なのかと思ったらそうでもなく、骨付きの本ソーキを細かく砕いたのか刻んだのか、そんな肉です。トッピングに骨の破片が何個か混じっていたのでした。それから卵焼きの細切りと丸カマボコのスライス3片。
麺も八重山の丸麺ではなく、沖縄そばの平角麺。割とコシがあって少し縮れた感じのツルツル感もあるものでした。
ダシも少し変わっています。トンコツ系の味ながらベースは塩味で、どこか名護の「八重食堂」のダシに似たものです。トッピングに混じっている骨の破片は、ひょっとするとダシとして使われたトンコツがそもそも砕いて使われていることで混入したものなのかもしれません。
しつこい感じではなく、あっさりとしながら味の濃いもので、最初は鶏ガラも入っているのかな?という感じがしたので、ねーねーに尋ねてみると、厨房に聞きに行ってくれました、ちょうどシェフ(^^;らしき若い男性と目が会ったところで、「鶏は使ってないよ(^^)」というように、笑顔で首を横に振ってサインを送ってくれました。トンコツに何か、コンブなのか別のものなのか、となかくこれはまたいい味のダシです。もちろん切れ方もすっきりしています。
総合は★3つですが、対応ぶりや雰囲気を含めれば★4つに近いかも。ただ、このトッピングと量からすると、原材料高騰の折とはいいつつもお値段はちょっと高めかな~・・という感じでした。
所在地:那覇市久茂地3丁目
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2008年2月14日木曜日
那覇市・やま川・沖縄そば
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