■ 浜屋 ■
「浜屋そば(大)」
500円
価格の満足度:★★★☆☆
麺の満足度 :★★★★★
ダシの満足度:★★★☆☆
総合 :★★★★☆
北谷町(ちゃたんちょう)といえば、那覇方面からも若い世代が遊びに行く「美浜」地区の商業施設・娯楽施設が有名なのですが、その新開地の美浜地区からはちょっと離れた、北谷の旧市街ともいえる砂辺を通り抜けた宮城地区の海岸沿いにあるお店です。
浜屋に行ってみて初めて知ったのは、北谷のこのあたりは、米軍人・軍属向けのアパートが多いことで、駐車場にはズラリとYナンバーの車が並らび、ベランダにはBS・CS放送用の倍近い直径の黒っぽい灰色のパラボラ・アンテナが西の空を向いて並ぶ様子は、何となく緊迫感がある感じです。
また海岸沿いの護岸には、色とりどりのペンキやスプレーで落書き/屋外アートが描かれ、ダイビング・ホテルなるホテルまであるほどダイバーたちのメッカらしく、路上駐車の列を作って海へ向かい、ほぼ一ヶ月ぶりの晴天を堪能している様子でした。
「浜屋」に入ると米軍関係者らしいお客さんが多く、壁のメニュー札にも英語表記のものが貼られています。例えば「てびち」は PIG'S FEET 「中味」は PIG'S INTESTING で、それぞれが載った「そば」は、W / NOODLE (恐らくWith Noodle の略)が書き添えられている次第。これは勉強になりますね~(^^)
そば・てびち専門店と看板に掲げるだけあってそばメニューはいろいろでしたが、看板商品らしい「浜屋そば」が「沖縄そば」や「三枚肉そば」より安い??こともあって、「浜屋そば」を注文しました。しかしトッピングは何なのでしょう。
あまり待つ時間もなく素早く登場した「浜屋そば」が運ばれてみれば、「軟骨ソーキそば」なのでした。それにしても軟骨ソーキそばが沖縄そばよりも安いというのは、なかなか珍しい価格設定であります。トッピングは他に刻み卵焼き。
麺は本日もまた平角麺でしたが、こちらのはやや幅広傾向でしっかりとしたコシは粘りさえ感じる強さ。平角麺としては上等品じゃないでしょうか。すばらしい麺です。
逆にダシは塩味がベースのトンコツ系らしいもので、「やま川」に似た感じでもあります。ただ、コクはあるものの味がやや単調。コンブなのかそれともアミノ酸系調味料なのか、独特の甘いような酸味のような感じが口に広がるのですが、後に尾を引くほどではなく切れはそこそこいいようです。
トッピングの軟骨ソーキは骨まで柔らかく、味付けもダシと会うよう塩味ベースで、これはなかなかおいしい味でした。
ダシのやや物足りない感じを、麺とトッピングがカバーして、総合は★4つにしました。
所在地:中頭郡北谷町宮城
Translate
2008年2月17日日曜日
中頭郡北谷町・浜屋・浜屋そば
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿