Translate

2008年3月24日月曜日

那覇市・いさや(再訪問)・軟骨ソーキそば(小)

いさや・軟骨ソーキそば(小)■ いさや(再訪問) ■
 「軟骨ソーキそば(小)」
  550円

 価格の満足度:★★★☆☆
 麺の満足度 :★★★☆☆
 ダシの満足度:★★★★☆
 総合    :★★★☆☆

 「いさや」は昨年7月に訪問しているのですが、引越し荷物の搬出までの待ち時間を利用して、食べ歩いた一年でどのように自分の「沖縄そば」観が変わったのかを確かめるのと、そばの写真をきちんと撮り直したいと思って足を運んでみました。

いさや・外観 3月末というのに陽射しはかなり強く、7月の訪問のときほどではないとしても、もう初夏というか沖縄で言う「うりずん」の季節なのだと実感する明るさの中をお店に足を運びました。平日ということもあって、お昼の少し前だったのですが、先客はお二人だけでした。

 本来、「お水はセルフサービスでお願いします」と貼紙がされているのですが、お客さんが少ないせいか、グラスに水を注いで運んできてくれました。

いさや・メニュー サイズの「大」は少し腹にもたれそうだったので、好物の「軟骨ソーキそば」の「小」を注文。前回の訪問で何を食べたのか、当日は覚えていなかったのですが、やはり好みは変わらないと見えて「軟骨ソーキそば」を注文していました。但し、9ヶ月前にはサイズが「大」と「中」だったところ、今回は「大」と「小」に変わっていて、お値段を見る限りでは昨年7月の「中」が「小」に呼び方を変えたようです。ひょっとすると呼び方だけではなく、麺の量も微妙に変化しているのかもしれません。

 厨房が少し見える位置のテーブルだったので、袋に入ったままの麺がズラリと並べられたまかいに入っているのが見えました。「うるくそば」でもそうだったように、これをやっても麺がのびにくいのが沖縄そばの特徴なのでしょう。

 待ち時間に尋ねたかったことがありました。調べてみるとかつて首里にも「いさや」というそば屋さんがあって、「移転したらしい」と記載されていたので、こちらのお店がそうなのかを確かめたかったのですが、尋ねてみると同じ質問をされる方もいらっしゃるらしく、「ああ、聞かれる方がいるんですが、同じ名前のお店が首里にあったらしいですね。でも別のお店なんですよ。」とのこと。

 それでは・・と、「いさや」の由来を尋ねれば、経営者が『伊佐さん』だから・・という、至極わかりやすい理由でした(^^;。そういえば「伊佐製麺所」という製麺所が、那覇市の三原にあったようですが、関係があるのかどうかはわかりません。

いさや・店内 遡って読んでみれば、前回のレポートには、「麺も(中)というよりは(小)といった方が正解な感じで、盛りはかなり少なめです」と書いていたわけで、実感としてはやっぱり小サイズだったのでしょう。

 やや幅が細いなストレート系の平角麺はコシがありますが、このタイプにはどうしても少しモソッとした感じが伴います。宮古そばの麺にも近い感じがしますが、何度か書いているとおり『このタイプの麺こそが沖縄そばの王道、おいしい!』という方も多数しらっしゃいますから、麺の好みはあくまでも人それぞれの好みで、どれがいいという『正解』はありません。

 ダシは、トンコツ+鶏がら+カツオという組み合わせのようで、ほのかにカツオの香りがしつつ味わいがあってバランスのいい澄んだ仕上がりです。

 トッピングの軟骨ソーキは少し大きめのサイズが2つと沖縄カマボコ1片に刻み青ネギ。軟骨ソーキの味はダシとよく調和していますが、軟骨がやや硬め。小皿がついていないということは、軟骨まで食べてくださいというメッセージだと解釈しますが、少しコリコリとた感じがあって麺の食感から浮き上がる気がします。

 ところで550円というお値段は昨年7月と変わっていませんし、画像を比較する限りソーキの量が減った感じでもありません。この間の原材料価格の上昇や他店の値上がり傾向を考慮すれば、★1つ分のオトク感が出たといってもいいのかも。なお、平日のランチタイムには、「じゅーしー」がサービスでついてきます。

 味も含めた総合は★3つですが、麺の『モソッ』が気にならない方には★4つでいいのかもしれません。

所在地:那覇市高良3丁目

0 件のコメント: