■ 亀かめそば(再訪問) ■
「ふーちばーそば」
400円
価格の満足度:★★★★★
麺の満足度 :★★★★☆
ダシの満足度:★★★★☆
総合 :★★★★★
昨年6月以来の「亀かめそば」です。前回は雨の日の訪問になりましたが、今回は晴れた空の下を汗を拭きながらの訪問です。お店の人気は衰えることを知らないようで、今回は順番待ちの行列ができていましたが、一人での訪問だったので、相席ですぐに室内のテーブルに場所を確保することができました。
壁のメニューは変わっていませんが、値上げのお知らせが貼りだされていて、調べてみると50円値上がりしているようです。それでも、軟骨そばが500円、沖縄そばが400円で食べられるのですから、お客さんが多いのもうなずけるところ。
それから、『当店は こちら西町以外では営業はいたしておりいません。』と書かれた紙も張り出されていますが、そういえばそば探訪で訪れたほかのお店には、松山2丁目「亀かめそば」・港3丁目「亀そば」・辻2丁目「かめ食堂」と、三軒の「かめ」さんがいました。
元来、「かめー」というのは、沖縄の言葉で「食べなさい」という意味ですが、そこに縁起がいい長寿の「亀」をひっかけた屋号がいろいろ出てくるわけで、紛らわしさをはっきりさせようという意図が見えて取れます。
ちなみにこちらのお店が豊見城の亀濱製麺所直営とのことですから、他店が亀濱の麺を使っているとしても、あえて本家を主張したいのかもしれません。一方で港3丁目の「亀そば」は看板にはっきり「本家」と銘打っていましたから、かつて屋号をめぐる何か(^^;があったのかもしれません。
さて、混雑するお店の壁メニューには「丸秘メニュー」と銘打って、
「沖縄そばの三枚肉を軟骨にかえることができます。その名は!!<がんじゅうそば>」
なる貼紙が貼りだされているのですが、う~ん・・・ここまで開けっぴろげなマル秘があってもいいんだろうか(-.-)。それから沖縄そば-三枚肉+軟骨ソーキって、結局「軟骨そぱ」のことだと思うんですが、そうではなく400円の「沖縄そば」価格のまま、表メニューで500円の「軟骨そば」を食べられるということなのでしょうか・・・??
ここは迷いを捨てて「ふーちばーそば」を注文しました。
しばらく待って「ふーちばーそば」がやってきました。まかいの縁からふーちばーがはみ出す豪快なトッピングの中央には、相ふさわしい質感のある三枚肉が二枚「どうだっ!」と鎮座して、400円は安いと思わせる迫力です。
ダシはすでにふーちばーの香りが移っているものの、トンコツと鶏がらがベースでコクと深みのあるダシは、さすがファンが多いと思わせてくれるいい味です。
課題の麺ですが、ストレート系の平角麺にはしっかりと「シコッ」感があり、懸念していたモソつく感じは少ないようです。これなら私としてもいい感じ。
三枚肉はやや固めの仕上がりです。欲を言えば少しトロッとした感じになっているといいんですが、この厚みだとそこまでなかなか難しそう。なにせこれだけ数が出るわけですから、仕込み事情もあるでしょうし。
以上、お値段と迫力に敬意を表して、総合は★5つ。うれしい400円でした。
2013/4/1追記:那覇市若狭1丁目へ移転しています
訪店時の所在地:那覇市西1丁目、現在地は那覇市若狭1丁目
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2008年3月25日火曜日
【移転】 那覇市・亀かめそば(再訪問)・ふーちばーそば
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