■ めぇじぃそば(再訪問) ■
「めぇじぃそば」
700円
価格の満足度:★★☆☆☆
麺の満足度 :★★★☆☆
ダシの満足度:★★★★☆
総合 :★★★☆☆
こちらも、那覇での(当面の?)仕事の最終週に撮り直し再訪シリーズで、かつては昼休み往復では最遠だと思っていた前島3丁目でしたが、往復30分もあれば“ズミ”なので・・という気楽な気分で足を向けたところ、伏兵が待ち構えていました。
爽やかな晴天の下を歩いて12時18分頃にお店に到着。そういえば斜め向かいの喫茶店にも、以前は「沖縄そば」の幟が立っていたような気がしましたが後回しにしていたちになくなったのか、きょうは「そば」幟がありません。そば専門店の近くにある喫茶店で、不敵にも「そば」を出しているというのが何とも言えませんが、よほどの特徴がないと太刀打ちはできないのでしょう。
さて、「めぇじぃそば」は券売機だったことを記憶していたのはいいのですが、なかなか1000円札が入らない。よく見ると端が僅かに折れ曲がっていただけでしたが、そろそろ老眼が入ってきた眼には、1ミリほど角が三角形に折れているのを少々暗い環境で発見するのは、さすがに辛い。
ともかく、本日をもってしばらくは来ることはないだろうと思い、看板商品のはずの最高値700円の「めぃじぃそば」の食券を購入し、口髭を蓄えた厨房のお兄さんに手渡しながら「めぇじぃそばね。」と復唱したはずったのですが・・・・。
先客はすでに食べ終えた様子の作業服姿の男性二人と、定食のプレートがすでに目の前にセットされているにもかかわらず、コミック誌に熱中して読みふる、食事に手をつけようとしないオトナの男が一人。雑誌や新聞に気を取られて食事に手がつかないとは、それでもいい年をしたオトナかい・・・と思いつつ、一人で店番までしているお兄さんが厨房で調理している物音に聞き耳を立てていると、何だか炒め物の調理をしている様子。
『あれ?他に注文している人がいるのかな、それとも出前やってるのかな?』
店内を見廻してみても先客三人のテーブルには食器類が置かれていて、炒め物は本人用「まかない」か出前なの?と、セルフサービスの水を汲み直しに行きながら、厨房を覗き込むと、隣のテーブルでマンガを読みふけっているオトコと同じ、プラスチックのプレートに、炒め終えたものを移しているところでした。
そして12時26分、「お待たせしました、焼肉定食です。」と運ばれたのは私の眼前。
「え?めぇじぃそばの食券を渡したでしょ?」
「あ、そうでしたっけ、すみません。」
・・何を勘違いしたか間違ったか、お兄さんの頭の中では「めぃじぃそば」がすっかり「焼肉定食」に化けていたのでした。
慌てて作り直しに厨房に戻ったお兄さんでしたが、私も多少焦り気味。戻りの時間と銀行に立ち寄る時間を暗算しながら、12時40分食べ終わりがタイムリミットと判断して、できるだけ平静を装いながら厨房の音に聞き耳を立て続けます。
ここの厨房でも、ダシらしきものがステンレス容器からオタマですくわれて鍋に入れられるのを目撃。そば専門店のようでいて、定食メニューも多い「そば屋」ですから、業務用の濃縮ダシを使っているのかもしれません。
「すみません、お待たせしちゃって」と、口髭をたくわえたお兄さんがやっと「めぇじぃそば」を恐縮しながら運んで来たのは12時35分。画像に収めてから急いで食します。が、こういう時に限って(^^;、食べるのに少々骨が折れる「てびち」もトッピングされたそば。(もちろん食べられる豚さんの方だって、骨折られてるんですケド(^^;)
バランスよくまとまりつつコクがあってキレも悪くないダシは、仮に業務用だとしてもレベルが高いものでしょう。天然調味料系かもしれません。
麺は前回の訪問のレポートを確認してみたら、何と★5つの満点評価だったんですが、今回は変わっていたのでしょうか(それとも食感の基準が変化した??)、ストレート系の角麺はそれなりにコシはあっても、どこかに柔らかい感じも伴います。少しコシが弱いのか、たまたま製麺の仕方がそうなっていたのかは不明ですが、もう少し粘りが欲しい気がしました。
トッピングはてびちと三枚肉に卵焼き、刻んだカマボコと多彩で、さすがは看板メニューだけのことはありますが、お値段がこのエリアとしては高めの700円。野菜サラダとサトイモの煮物1個、魚の揚げ物2片が乗った小皿がついてきましたが、これはなくてもいいので50円引きの方がうれしいです。
総合は★3つでした。
所在地:那覇市前島3丁目
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2008年3月27日木曜日
那覇市・めぇじぃそば(再訪問)・めぇじぃそば
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