■ シーサー(再訪問) ■
「軟骨ソーキそば」
600円
価格の満足度:★★★★☆
麺の満足度 :★★★★★
ダシの満足度:★★★★★
総合 :★★★★★
こだわりを持ちながらそばを提供し、いずれは本格的な沖縄そばのテーマ・パークを作りたいという壮大な夢を持つオーナー夫妻を、ぜひもう一度訪問しておきたいと思い、昼のスケジュールが詰まりそうな那覇で過ごす(当面)最後の週に入る前に、強くなってきた陽射しの中を、波上宮の向かいにある「琉球麺屋シーサー」へと10ヶ月ぶりに足を向けました。
牧志2丁目にあった「沖縄そば博物館」が、ビル取り壊しのため豊見城市内へ「沖縄そば博」と名も変えて移転したのを機に、波上宮の前にあるこの店一本に絞ったようで、ご夫妻が揃って厨房にいらっしゃいました。
「沖縄そば博物館」完全制覇や引っ越しの件も交えて、メールで再訪問の意向を伝えていたこともあり、久しぶりの訪問にもかかわらずご夫婦とも記憶を辿っていただいたようで、笑顔で迎えてくださいました。
前回の訪問では、お昼時のお客さんが少ないのが気になったのでしたが、今回は座敷もテーブル席も満席状態で、カウンターだけが空いていたので、前回と同じようにカウンターに陣取って「軟骨ソーキそば」を注文しました。
やはりお値段が上がっているようですし、前のレポートを見ると外税で端数つきのお値段が、今回は内税の区切りがいいお値段になっています。そのかわりでしょうか、Edyが使える旨の表示がありませんでしたから、取扱いは休止しているのかもしれません。1円単位の端数がつかなければ現金払いでも大丈夫なのでしょう。
さて、シーサーもいわゆる“無化調”=化学調味料無使用を掲げていて、ダシはコクと深みがあるトンコツ+カツオの香りがほのかに香る上品さ。お店のサイトによれば、数百回の試行錯誤で辿りついたダシのようで、その素晴らしさとおいしさを再認識しました。
麺は太くてモチッとした感じとしっかりとしたコシがある、最も好みのタイプ。トッピングの軟骨ソーキは、軟骨部分がとても柔らかく、ほとんど麺の邪魔をしませんし、味も麺やダシとよく合います。モソッ!という感じが混じる平角麺がずっと続いていたところでしたから、この麺は本当にうれしかったぁ・・・。
店内の写真を撮っていると、ちょっと手が空いた時間にオーナーが厨房から姿を現わし、「記念写真撮ってくださいね。」と、自らシーサーの被り物を被ってくれました。ご自身のブログにもこの姿でよく登場されているようで、この遊び心もいいですね~。
お値段がやや高め寄りながらも仕込みにかける手間を考えればリーズナブルなのかもしれません。総合は★5つの満点。
所在地:那覇市辻2丁目
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2008年3月28日金曜日
【閉店】 那覇市・シーサー(再訪問)・軟骨ソーキそば
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