■ 玉家 前田店 ■
「三枚肉そば(中)」
550円
価格の満足度:★★★☆☆
麺の満足度 :★★★☆☆
ダシの満足度:★★★★☆
総合 :★★★☆☆
浦添から「沖縄国際交流センター」の横を通って首里方面へ抜ける道を、浦添から首里へ短時間で抜けられるという意味で「ワープ道路」と呼ぶ・・・・というのが、首里事情に詳しい親しい友人の言ですが、確かに国道58号線やパイプライン沿いの街というイメージが強い浦添から首里方面は、あまり道路事情が良くないこともあって、実際の距離以上に心理的な距離感があります。
で、その「ワープ道路」の経路沿いにあるのがこの「玉家 前田店」なのですが、お店のもともとの看板を見る限り「すばやー かあちゃん」というのが本来の屋号らしく、「玉家3号店」という看板は後から付け足されたような感じです。
経営者が変わったのか経営統合されたのか、あるいはフランチャイズ制を取っているのかはよくわかりませんが、いずれにしても、有名なお店で人気もある「玉家」の3号店というかなり重いかもしれない看板を背負って、そばを出していることになります。
「かなり重い」と書いたのには理由がありまして、店内にポスターとしても貼り出されているとおり、地元タウン誌で人気No1になったことがあり、そのブランドを背負うのはかなりのプレッシャーになりそうな気がしますが、同じ屋号のもとでチェーン化されたそば屋さんでも、お店ごとに味がかなり違うみたい(^^;という話はよく耳にしますので、「すばやー かあちゃん」のカラーも大切にしているのかもしれません。
本日二杯目で、かつ半時間ほど前に「儀保まんじゅう」を食べていたのですが、ランクNo1のそばとあれば普通にいただきましょうというわけで、小サイズもあったのですが「三枚肉」中サイズの食券を購入しました。
まず例によってダシの確認ですが、カツオの風味が強く最初に香り、それからまさに「あじくーたー」という言葉がピッタリするしっかりした味わいのトンコツ+カツオベースです。店内のランクNo1を謳うポスターには2号店の紹介文として、『豚骨とカツオ節を使い、手間をかけて、アクや余分ものを徹底して取り除く。』と記載してあります。
済んだダシは、どこか「てぃーあんだー」や「首里そば」「御殿山」といった系譜を思い出させますが、それらよりも味は「こってり」的な感じがあって、いい感じだと思います。
ただ、わずかに甘さのような混じりを感じます。一瞬、鶏ガラを使っているのかなとも思ったくらいですが、ポスターには記載がありませんから、そうなると調味料系の味なのでしょうか。水を口に含んだ時には“ネト甘い”感覚が口中に広がる感じがしました。「儀保まんじゅう」のアンコが口に残っていたせいではないと思います(^^;。
麺は平角麺で縮れのないストレート系。先日の「西原そば」にも似てややモソモソ感が伴うのが残念なのですが、コシはそこそこあるようです。
トッピングは、三枚肉が文字どおり3枚と丸カマボコ1片で、この三枚肉の味付けはとってもいい感じで、麺やダシとよく調和していました。全体的には、もう少しいい線を行けるかもしれないものの、個人的な麺の好みはいかんともしがたく(^^;、★3つという結果に。
所在地:浦添市前田1丁目
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2008年3月22日土曜日
浦添市・玉家 前田店・三枚肉そば
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