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2008年11月6日木曜日

国頭郡本部町・かじまやー・三枚肉そば(大)

かじまやー・三枚肉そば(大) ■ かじまやー ■
 「三枚肉そば(大)」
  600円

 価格の満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★★☆
 ダシの満足度 ★★★☆☆
 総合     ★★★★☆

 6月以来の沖縄訪問は、事前の週間予報では曇空になるとのことでしたが、足を運べば11月だというのに真夏並みの暑さと湿気で、那覇で11月の気温としては観測史上最高という31度を記録したこの日は、北部方面に遠征しました。

 目的地は、最近ぞっこん惚れ込んでいる今帰仁村の日常風景だったのですが、途中、本部町の海岸沿いの国道449号線(本部循環線)を走っていると、地元タクシーが駐車場に止まっているそば屋さんを発見したのです。

 この449号線、瀬底大橋への分岐から少し北に行ったあたりで旧道と分かれ、旧道は山沿いに『きしもと食堂』がある渡久地の方に行くのですが、海岸沿いの埋立地のようなエリアを通過する新道沿いには、そば屋さんが数軒並んでいるのです。以前から、いつかどこかの店を訪問しようと狙いつついつも素通りしていたエリアなんですが、今回いよいよ訪問することに。

かじまやー・外観 そして見つけたのがこの『かじまやー』。そば専門で地元タクシー御用達ならきっとおいしいだろうと思い、今帰仁からの帰り道に立ち寄りました。店構えや店内の様子ではそれほど古くからあるお店ではないようで、窓際のカウンター席とテーブル5卓、比較的キャパは多い方です。

 午後1時を過ぎていましたが、お客さんはそれほど多くありません。と言っても平日ですし、もともと海岸沿いのこの道路は人通りも少なく、美ら海水族館への車が往き来する時間帯でもないので、のんびりした雰囲気が漂います。ああ、それにしても久しぶりの沖縄のそば屋さん、『帰って来たぞぉぉぉっ!!』と叫びたくなるくらい、うれしいですね。

かじまやー・店内 注文は、どうしたって『三枚肉』そば。内地では皮付きのバラ肉(=三枚肉)を食べられる機会はそう滅多にあるものではないのですが、その皮がとてもおいしいのになぜ食べないのでしょう、もったいない。

 注文から数分後に来ました~(^^)。北部のそばらしく昆布が載っていますが、麺は平麺と平角麺の中間くらい。しっかりとしたコシはありますが、あと少しだけモチッとした粘りが欲しいかな…。久しぶりの沖縄のそばに気持ちは大満足なのですが。でも麺は好みのタイプに近いです。

・店内 ダシはカツオと昆布がベースでしょうか、濃厚な感じがします。少々調味料的な混じりが残るような気もしますが、昆布かコンブのエキス調味料かの判別はなかなか難しいところ。熱々のダシは『山原食堂』的なタイプを目指しているのかな??という感じでした。麺との相性はいいようです。

 トッピングの三枚肉はやや硬めながらも、なかなかのお味。大きさや厚さもそこそこのボリューム感があります。ほんとに久しぶりの三枚肉には、喉を鳴らしながら食して総合は★4つ。お値段600円でこれならうれしいです。

所在地:国頭郡本部町大浜

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