Translate

2009年6月28日日曜日

東京都千代田区・龍潭・ソーキそば

龍潭・ソーキそば■ 龍潭 ■
 「ソーキそば」
  780円

 価格の満足度 ★☆☆☆☆
 麺の満足度  ★★☆☆☆
 ダシの満足度 ★★★☆☆
 総合     ★☆☆☆☆

 東京駅周辺は最近、目まぐるしく街が変貌しているエリアですが、東京駅の八重洲北口と丸の内北口を結ぶ連絡通路(改札の外)の途中に、『黒塀横丁』という地下の飲食店街へ続く入口があり、その一角に『龍潭』があります。

 本店は国際通りの安里駅に近いエリアにあり、支店を那覇新港の『とまりん』にも出しているのですが、那覇市内では観光客相手のお店なので、いずれ足を運ぼうと思いつつ、那覇在住の間にとうとうどちらにも足を運ばずに終わっていたお店ですから、東京の支店が最初の訪問ということに(^^;

龍潭・店内 慌ただしくも賑やかな喧騒に包まれた東京駅の中、ここだけは沖縄の時間が流れているかのようなお店を期待しつつも、そこはやはり千代田区丸の内、三線の音もどこか場違い感は否めない感じです。かりゆしウェアかアロハなのか、服装もそれらしくはあるのですが。夏場は今年も『かりゆしウェア』を愛用し旅先にも着てゆくところ、今回はちょっとばかり事情があってそうもゆかず、残念でした。

 日曜のお昼、ランチタイムのセットメニューが中心になっているようですが、『ソーキそば』単品がメニューにあったので注文。ソーキそばなら780円でも場所柄リーズナブル…と思っていると、出てきたのは軟骨ソーキそば。まあこれもやむを得ないかと、「いただきま~す!」

龍潭・店内 麺は中太の角麺で、県外へも積極的に出荷しているサン食品あたりか?と見ましたが、さてどこの麺なのでしょう。ただこの麺は茹で過ぎ感があり、コシが抜けちゃっていました。麺類の命はコシの強さと固く信じる私としては、久しぶりの沖縄そばだけに物足りない~!とフラストレーションが溜まりました(^^;

 それから軟骨ソーキは骨ばって煮込みが足りず、カリカリ・コリコリとした軟骨を噛み砕く方に気を取られ、柔らかい麺との調和感がありません。嗚呼『田舎』の350円ソーキそばが懐かしや…。

 ダシは既製の濃縮もので、そこそこ無難にまとまっているもので、平均的なところでしょう。

 沖縄のそば家と同じモノサシで比較するのは酷とはわかっていますが、お値段高めで麺と軟骨ソーキの扱いにかなりの課題ありということで、総合は『申し訳ないです』の★1つ。しかし、東京駅近くで沖縄そばが食べたい!とふと思えば、いつでも駆け込めるお店ですし、夜は居酒屋モードになりますから、沖縄気分を東京駅で堪能したい方にはお薦めいたします!

 なお同じく東京駅の改札の中、いわゆる“駅ナカ”の地下1階GranStaにはお弁当や惣菜の売店も出店しています。残念ながら沖縄そばは食せませんが。

所在地:東京都千代田区丸の内1丁目

0 件のコメント: