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2009年12月19日土曜日

名護市・茶話乃屋・ソーキそば

茶話乃屋・ソーキそば■ 茶話乃屋 ■

 「ソーキそば(大)」
  750円

 価格の満足度 ★★☆☆☆
 麺の満足度  ★★★★☆
 ダシの満足度 ★★★★☆
 総合     ★★★★☆

 名護の市街地から58号線バイパスを北上してゆくと、サトウキビ畑の中に小さな「木灰そば」の看板が出ているのを、ワタシは見逃さなかった~(^^;

茶話乃屋・お店の外観
 バイパスをUターンして戻り、このあたりだったはず?とスピードを緩め気味にしてゆくと看板を再発見。サトウキビ畑の間の細い道に曲がってしばらく直進した突き当たり、えっ?こんな場所に?と思うようなロケーションにあるお店です。同じ建物には民俗資料博物館もありました。(本文最後に記載しているお店のホームページではそばの紹介はなく博物館が紹介されていますので、むしろこの博物館が本業?)


 何かこだわりを感じさせて雰囲気が漂う玄関をくぐると、木札のメニューが出迎えてくれます。ちょうど店員さんのお昼時のようで、入口のテーブルには店員さんらしき男性が食していたカレーライス。しかしどうやらそのお方がオーナーのようで、聞けば自家製麺。しかも木灰を使っているなら楽しみなそばにお目にかかれそうです。

茶話乃屋・玄関入ってすぐメニュー店内はお座敷とテーブル席があって、座敷の壁面には陶器の壷がズラリと並んでいます。これも民俗博物館併設ならではのインテリア・・なのでしょうか。

 さて、当店お薦めは『軟骨そば』なのだそうですが、あえて『ソーキそば』を注文してみました。あえて逆らった深い理由はありませんが(^^;骨付きのソーキには久しくお目にかかっていないので、つい食べてみたくなった次第。他に、軟骨とソーキの両方が載っている、丸特マーク付きの『さわのやそば』もありましたが、写真つきのメニューに気をとられ、下にさりげなく書かれていた『さわのやそば』には気づかず、注文した後しばらく時が過ぎてから気づいたものの、後の祭。

茶話乃屋・壁のメニュー ソーキそばが登場。麺は名護のお約束の平麺。なるほど自家製麺らしいコシの強さで、平麺でありながらしっかり粘りがあってGood。ただ、ほんの僅か、粉っぽい?小麦粉練り物風の食感を感じたのため満点から★1つ減なんですが、平麺ゆえに角麺や太麺と食感が違って、たまたまそう感じてしまったのかもしれません。そんな細かいことを気にしなければ、自家製麺ならではの高いレベルの仕上がりです、ハイ。

茶話乃屋・店内 ダシはカツオ+トンコツ系なのでしょうか、あっさりとコクが同居していて、トッピングの濃い目味付けのソーキを引立てる脇役を狙った味という印象を受けて思い出したのが、『山原そば』もそういえばこんな感じだったかな~・・という記憶。『山原そば』はもう少し深く厚みのある味だったかな~?

 お値段があと少し安ければ、満足度は上がったかも??なのですが、そばの平均レベルが高い北部にあっても存在感がある、個性を感じさせてくれるそばでした。

所在地:名護市字山田
お店のサイト:http://www.mco.ne.jp/~sawanoya/ (民俗資料博物館の情報のみ)
営業時間11:30~18:00(火曜休)

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