■ てだこ ■
「ソーキそば(大)」
700円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★★★
総合 ★★★★☆
浦添はそば激戦地ですが、那覇空港近くに住んでいた当時は歩いて往復を原則にしていたそば屋通いゆえ、浦添はほとんど足を運べないままになっていた空白地帯。車で往復する北部からの帰り道、以前から一度は足を運びたかった『てだこ』に寄り道をしました。場所は浦添市民会館近くの住宅街にあり、ウチナンチュ御用達の人気店らしいのです。
時間帯はお昼をとうに過ぎ、むしろ3時のおやつ?に近いにもかかわらず駐車場は満車状態で、しかもほとんど「わ」ナンバーではない地元車というのが人気のほどをうかがわせます。しばらく待ってようやく駐車しても、お店の入口には順番待ちの列が…。さすがは人気店です。
入口ドアで順番を待つ間にメニューを渡されて品定め。定番の沖縄そばやソーキそばの他、これはこれは(^^;納豆そば、田芋そばなるメニューもあり興味津々だったのですが、そこはそれ、地元在住ではない余裕のなさ、やはりソーキそばを注文したのでした。店内のテーブルとカウンター席はほぼ満席。週末ということもあり家族連れも多いようで、実に賑やかです。
加えて、入口ドアを開け閉めするごとに4種類ほどある電子ビープ音の音楽が順番に流れて実に耳障り。ほれ、幼児向け玩具やキーホルダーでボタンを押したりすると鳴り響く『エリーゼのために』とか、他数曲入りのアレです。こういう音はどうも苦手なんだよなぁ。総合はこれで★1つ減!
耳は気持ちで塞ぎながら、テーブルに置かれたソーキそばに集中することに。まずダシはこってり系トンコツで白濁していて、これは好みのタイプ。麺は生麺でツルツル感と強いコシに粘りもあり、むしろラーメン系と言ってもいいタイプ。どちらも個人的には申し分なく好きなタイプです。ダシのコッテリは決して後を引かずキレは悪くありません。
トッピングは、『ソーキそば』ながら軟骨ソーキで、これが実によく煮込まれていてトロトロ。こういう軟骨ソーキは沖縄のそば屋でないと、やはりお目にかかれません。わしたショップなどに置かれているメーカー品では、軟骨がカリカリどころかゴリゴリと骨ばって、軟骨まで食べようという気にはさらさらなれないシロモノだったりすることも。それがこの軟骨は、トロッととろけてしまいそうなくらいで、人気のほどがわかります。
世代の変化とともに、沖縄そばはあっさり系からこってり系に好みがシフトしているのだな~と感じさせてくれる、『てだこ』の味とお客さんの多さ…なのかもしれません。
軟骨ソーキのソーキそばとすればお値段はやや高め感がありますが、また食べたいな~と思わせてくれるそばでした。入口開閉電子騒音さえなければ満点のところ、騒音減点で★4つ。
所在地:浦添市仲間1丁目
営業時間11:00~20:00(月曜休)
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2009年12月20日日曜日
浦添市・てだこ・ソーキそば
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