■ よもぎ家 ■
「よもぎそば」
700円
価格の満足度 ★★★☆☆
麺の満足度 ★★★★★
ダシの満足度 ★★★☆☆
総合 ★★★★☆
西原インターから浦添経由で那覇方面への県道を走っていると、『自家製麺』という黄色い看板文字と『生麺』と染め抜かれた幟が目に入りました。これはもうたまりません、外すわけにはいかぬとばかりにUターン。お店前の傾斜した狭い駐車場に何とか車を入れ、玄関横の写真入りメニューを眺めつつお店へ。
夕方なので、このお店の息子さんらしき小学生が、テーブルで何かおやつを食べている??以外に、ガランとした店内にはお客さんの姿がありません。壁に掛けられた小さな黒板やインテリアを見ると、喫茶店メニューもあるようですが、そば家にコーヒーがあったって、いいじゃないか!という意味では、そば家がスタバのフランチャイジーであっても、何も問題はありません(^^;
「え~と、ソーキそばの大…と、食後はキャラメル・マキアートのトールね!」
…ってことがあったって、構わないんですが(^^;。まあ、名護の『宮里そば』のごとく、メニューに『トースト』と『スパゲッティ』があるってこともありますから。
それはさておき、屋号が『よもぎ家』である以上、看板商品だと思ったことと、久しぶりに見る山盛りフーチバ(よもぎ)がトッピングされた写真にそそられて、『よもぎそば』を注文しました。
しばらくすると、厨房からさかんにクシャミをする音声。う~ん(-.-)調理中のくしゃみ連発で、ちゃんと口に手を当ててその後の手は洗ってくれてるんだろうなあ~…(^^;
ヨーロッパのとある街角で、何回か出たクシャミの都度、律義に胸の前で十字を切っていた女性の姿を、なぜか思い出したのでした。
さて、自家製麺かつ生麺の『よもぎそば』登場です。期待に胸を膨らませ、割り箸でつまみ上げた淡い緑色で艶がある平角麺は、生麺らしくプリプリと揺れ、噛めばモチモチとしっかりコシのある期待に違わぬ出来栄えで、これはいい麺です。生麺で希にお目にかかる打ち方不足ゆえの粉っぽさは、全くありません。麺は文句なしの満点。
それに引き換え、と言ってはナンですが、ダシはごく平均的でおとなしく個性が感じられない、あたかも業務用濃縮ダシを伸ばしただけのような感じ(そうであると断言はできませんが。)。麺の水準が高いだけに、麺の個性を活かしきれていないような印象を受けました。
トッピングのヨモギのほろ苦い風味は、実に久しぶりの味わい。これがいいんですね~、実に。その他、三枚肉が3片と丸カマボコの斜め切り2片は、お約束の沖縄そばパターンです。
ダシにもう一工夫、お店としての主張があれば、本当に素晴らしいそばになるだろうに…と思いつつ、総合は★4つでした。
所在地:浦添市前田2丁目
営業時間11:00~19:00(月曜休)
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2009年12月20日日曜日
浦添市・よもぎ家・よもぎそば
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