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2011年12月15日木曜日

那覇市・たぁちまちゅー・ソーキそば

たぁちまちゅー・ソーキそば■ たぁちまちゅー ■

 「ソーキそば」
  750円

 価格の満足度 ★★★★☆
 麺の満足度  ★★★★★
 ダシの満足度 ★★★★☆
 総合     ★★★★☆

 那覇在住の頃、よく歩き回っていた真和志大通り界隈に2011年8月11日にオープンしたお店です。そういえば事前にストリートビューでリサーチした際には、「入居者募集」の幟がお店アプローチの石段に立てられている様子が写されていました(2011年12月現在のストリートビューによる)。空いていた民家に出店したのでしょう。

たぁちまちゅー・店内 その民家風のお店の玄関を入ると、トートーメー(仏壇)が本来あるべき?位置に液晶TVが据えられた座りカウンター席があり、二の間にテーブル二卓、玄関側にも二卓、奥の座敷にも二卓が置かれて店内はかなり広いようですが、普通の民家に上がりこんでご馳走になるような錯覚に陥ります。

たぁちまちゅー・卓上メニュー 平日の午後ゆえ、カウンター席の先客二人以外には私だけ。メニューには珍しい「中味そば」がありましたが、定番「ソーキそば」を注文して厨房の様子を窺っていると、ややあってから麺が運ばれてきました。ダシはまずカツオの香りが立ってとてもいい感じで、豚骨系との合わせダシ系かコクがあります。少し後に残る感じでしょうか。トッピングは針ショウガにボリュームのある本ソーキが麺上に鎮座しています。

 麺は自家製麺とのことで、縮れが入ってしっかりとコシのある平角麺は、わずかに粉っぽい香りはあるものの粘りもあって好みのタイプです。ダシとトッピングとの味のバランスもとても良かったです。殻付きのゆで卵が別皿で出されましたが、食べ方はお好みで、ということなのでしょう。

たぁちまちゅー・お店の外観 ソーキそばのお値段としてはやや高めの設定になるでしょうか。ソーキのボリューム感と満点★5つの自家製麺の高い完成度を考えれば、コストパフォーマンスはいいのかもしれませんが、ダシの切れ味が欲しい点と合わせて、総合は★4つ。

 帰り際、オーナーに屋号の由来を尋ねると、つむじが2つある子は腕白坊主(沖縄の伝承)だそうで、「たーち(2つ)まちゅー(渦巻き=つむじ)」という意味と、もう一つ、たーち(二本)のまちゅ(松?)が店の入り口にあることからきているのだそうです。

所在地:那覇市寄宮3-1-12
定休日:水曜
営業時間:11:00~20:00(オーナーに確認したところ、20時までとのことでした)

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